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シギ科

ダイシャクシギ [大杓鷸]

Numenius arquata

大きさ : 全長約57cm
観察時期 : 9月、10月~4月

大きく湾曲したくちばしを持つ干潟の巨人

ダイシャクシギは、チドリ目シギ科に属する大型のシギです。日本に渡来するシギ類の中ではホウロクシギと並んで最大級で、大きく下向きに湾曲した長いくちばしが印象的です。和名は「大きな杓(しゃく)のような嘴を持つ鷸」に由来します。北欧から中央アジアで繁殖し、広い範囲で越冬する種ですが、日本への飛来数は少なく、干潟で出会えると嬉しい鳥です。国際的には準絶滅危惧種に指定されています。

  • 分類
  • 英名
    Eurasian Curlew
  • 大きさ
    全長約57cm
  • 体重
    800g
  • 羽の色
    くちばしは頭の約3倍の長さがあり、大きく下向きに湾曲しています。頭から翼にかけては褐色の細かいまだら模様で、腰から下腹部は白っぽいのが特徴です。脚は長く青灰色をしています。ホウロクシギとよく似ていますが、本種の方が全体的に色が淡く、体下面が白いことで区別できます。
  • 寿命
    野生下で約10-20年
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧II類(VU)」に指定

北欧から中央アジアにかけての内陸部で繁殖し、西欧からアフリカ、中東、インド、東南アジアの沿岸部で越冬します。日本には主に春と秋の渡りの途中で立ち寄り、一部は九州などで越冬します。

ダイシャクシギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

干潟、河口、海岸、湿地、水田など、浅い水辺に生息します。主に沿岸部の干潟で見られることが多いです。

  • 行動・習性

    干潟をゆっくりと歩きながら、長いくちばしを泥の中に深く差し込んで獲物を探します。警戒心がやや強く、人が近づくと早めに飛び立ちます。ホウロクシギと混群を形成することもあります。一夫一妻で繁殖期にはつがいで縄張りを持ちます。

  • さえずり

    「ホーイー」「クーイー」という哀愁を帯びた声で鳴きます。遠くまで響く澄んだ鳴き声が特徴的です。飛翔時にもよく鳴きます。

動物食で、カニ類、ゴカイ類、貝類、昆虫類などを食べます。長く湾曲したくちばしを使って、泥の深いところに潜む獲物も捕らえることができます。

繁殖地である北欧から中央アジアの草原や湿地で、地上に営巣します。4卵程度を産み、抱卵期間は約1ヶ月。ヒナは40〜45日で巣立ちます。日本国内での繁殖記録はありません。

学名
Numenius arquata
英名
Eurasian Curlew
渡り区分
旅鳥(一部は冬鳥
分布
北欧から中央アジアにかけての内陸部で繁殖し、西欧からアフリカ、中東、インド、東南アジアの沿岸部で越冬します。日本には主に春と秋の渡りの途中で立ち寄り、一部は九州などで越冬します。
生息地
大きさ
全長約57cm
体重
800g
寿命
野生下で約10-20年
珍しさ
めったに見られない
春と秋の渡りの時期に、干潟や河口で観察できます。大型で長いくちばしが目立つため、見つけやすい鳥です。ホウロクシギとの識別は、腰の白さと全体的に淡い色合いがポイント。三番瀬や東よか干潟などが観察地として知られています。飛来数が少ないため、出会えたら幸運です。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合