ハヤブサ [隼]
Falco peregrinus
時速300km超!世界最速の空中ハンター
青灰色の背中と白に黒い横縞模様の腹部を持つ中型の猛禽類で、頭部には特徴的な黒い「口ひげ」模様があります。長く尖った翼と優れた視力、鋭い鉤爪とくちばしを持ち、急降下して空中の鳥を捕らえる姿が印象的です。世界最速の鳥としてギネスブックに登録されており、急降下時、その時速は300kmを超えるスピードに達します。
動画
この動画ではハヤブサの自然な行動や鳴き声を観察できます。
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分類
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英名Peregrine Falcon
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大きさ全長約45cm
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体重800g
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羽の色上面は青灰色で、下面は白色に黒い横縞があります。頭部は黒く、頬から喉にかけて黒い「口ひげ」模様があるのが特徴的です。くちばしは青灰色で先端が黒く、足は黄色です。翼は細長くて尖っており、尾はやや短めです。
灰白黒 -
寿命野生下で約10-15年
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保全状況国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「軽度懸念(LC)」に分類、かつては絶滅の危機にあった
北海道から九州まで日本全国に分布する留鳥または漂鳥です。世界的にも南極大陸を除くすべての大陸に分布している最も広域に分布する猛禽類の一つです。
崖、高山、海岸、また近年では都市部の高層ビルなど様々な環境に生息します。
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行動・習性
高所から広い範囲を見渡し、獲物を発見すると急降下して捕らえます。主に空中で鳥類を捕食し、その狩猟速度は鳥類の中で最速と言われています。つがいで縄張りを持ち、同じ場所で長年繁殖することもあります。近年では都市部の高層ビルを利用することも増えています。
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さえずり
「キャッキャッキャッ」という甲高い声で鳴きます。特に繁殖期に頻繁に鳴きます。
主に中小型の鳥類(ハト、カモ、小型の水鳥など)を食べます。稀に小型哺乳類やコウモリなども捕食します。
3〜6月頃に繁殖します。崖の棚や岩棚、都市部では高層ビルの窓枠などに巣を作ります。ほとんど巣材を使わず、窪みをそのまま利用することが多いです。クリーム色に赤褐色の斑点がある卵を3〜4個産み、メスが主に抱卵し、オスが餌を運びます。