セッカ [雪加]
Cisticola juncidis
草原の上空で歌いながら舞う小鳥
草原や河川敷などの開けた環境に生息する小型の鳥で、上空に舞い上がりながら「チッ、チッ、チッ」と繰り返し鳴く姿が特徴的です。全体的に褐色で、背中に縦縞模様があります。スズメよりも小さく、繁殖期のオスは特に目立つ行動をとります。
動画
この動画ではセッカの自然な行動や鳴き声を観察できます。
-
分類
-
英名Zitting Cisticola
-
大きさ全長約10cm
-
体重8g
-
羽の色全体的に褐色で、背中には暗褐色の縦縞模様があります。腹部はやや淡色で、尾は短いです。非常に小さく、スズメよりもさらに小型です。繁殖期と非繁殖期で羽色が変化します。
茶黄 -
寿命野生下で約2-3年
-
保全状況国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「軽度懸念(LC)」に分類
夏鳥として本州以南に渡来し、一部の地域では留鳥として周年見られます。世界的にも広く分布しています。
草原、河川敷、休耕田、畑地など、イネ科植物が繁茂する開けた環境を好みます。
-
行動・習性
草の茎をよじ登って採餌したり、短距離を飛び移ったりします。繁殖期のオスは上空に舞い上がり、波状飛行をしながら特徴的な声でさえずる「ディスプレイ飛行」を行います。巣は草の間に球状に作り、内部に出入り口があります。
-
さえずり
繁殖期のオスは上空に舞い上がりながら「チッ、チッ、チッ」という音を繰り返し、「ジリリリ」と鳴き下りてきます。地鳴きとして「チッ」という短い声も発します。
主に昆虫類(バッタ、ハエ、ガの幼虫など)を食べます。
5〜8月頃に繁殖します。イネ科植物の葉を縫い合わせて球状の巣を作るのが特徴的です。淡い青色に褐色の斑点がある卵を4〜6個産み、メスが主に抱卵します。年に2〜3回繁殖することもあります。