シロハラ [白腹]
Turdus pallidus
カサカサと落ち葉を散らす白い腹
名前の通り腹部が白色のツグミの仲間で、上面は灰褐色、脇は橙色を帯びています。秋から春にかけて日本で見られる冬鳥で、「ヒッ、ヒッ」という声で鳴きます。林床で落ち葉をひっくり返しながら採餌する姿がよく見られます。
動画
この動画ではシロハラの自然な行動や鳴き声を観察できます。
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分類
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英名Pale Thrush
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大きさ全長約23cm
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体重70g
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羽の色上面は灰褐色で、頭部はやや暗色、喉から胸にかけては細かい縦斑があり、腹部は白色です。脇には橙色(薄いオレンジ色)の斑があります。くちばしは黄色っぽく、足も黄色っぽいのが特徴です。
灰白 -
寿命野生下で約3-5年
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保全状況国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「軽度懸念(LC)」に分類
冬鳥として本州から沖縄まで日本全国に渡来します。繁殖地はシベリア東部、中国北東部、朝鮮半島などです。
低山から山地の森林、雑木林、公園など樹木の多い環境に生息します。
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行動・習性
主に地上で採餌し、落ち葉をひっくり返して昆虫などを探します。警戒心が強く、人が近づくと「ヒッ」という声を出して逃げます。冬季は単独または小群で行動します。
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さえずり
「ヒッ、ヒッ」「キョロロ」という声で鳴きます。警戒時にはよく「ヒッ」という短い声を発します。
昆虫、ミミズ、クモなどの小動物、果実や木の実も食べます。
日本では繁殖せず、シベリア東部、中国北東部、朝鮮半島などで繁殖します。樹上に枝や草などで椀状の巣を作り、青緑色に褐色の斑点がある卵を4〜5個産みます。