シメ [鴲]
Coccothraustes coccothraustes
力強いくちばしを持つ冬の渡り鳥
力強い大きなくちばしを持つアトリ科の鳥で、頭部は茶褐色、頬と喉は黒く、翼には白い斑紋があります。くちばしは非常に強力で、サクラなどの硬い種子を割ることができます。冬季に日本で見られることが多い冬鳥または漂鳥です。
動画
この動画ではシメの自然な行動や鳴き声を観察できます。
-
分類
-
英名Hawfinch
-
大きさ全長約19cm
-
羽の色
-
寿命野生下で約5-8年
-
保全状況指定なし
冬鳥または漂鳥として北海道から九州まで日本全国で見られます。本州の一部の山地では留鳥として繁殖することもあります。ユーラシア大陸に広く分布しています。
落葉広葉樹林、雑木林、公園など、樹木の多い環境を好みます。
-
行動・習性
樹上で種子や芽を食べることが多く、特に桜の種子を好みます。強力なくちばしで硬い種子の殻を割る能力があります。警戒心が強く、人が近づくとすぐに逃げますが、冬季には小群で行動することもあります。
-
さえずり
「ジッ、ジッ」「ビシッ」という硬質な声で鳴きます。繁殖期には「ピー、ピー」というさえずりも聞かれます。
樹木の種子(サクラ、カエデ、ブナなど)、芽、果実などを主に食べます。繁殖期には昆虫も捕食します。
本州の一部の山地では5〜7月頃に繁殖します。高木の枝分かれに小枝や草などで椀状の巣を作り、淡青色に暗褐色の斑点がある卵を4〜5個産みます。