コブハクチョウ [瘤白鳥]
Cygnus olor
くちばしに瘤のある優雅な白鳥
全身が純白の大型の水鳥で、くちばしの付け根に黒い瘤(こぶ)があるのが特徴です。名前の「ミュート(黙った)」の通り、あまり鳴きません。首をS字型に曲げて泳ぐ姿が優雅で、欧州では観賞用に広く飼育され、日本にも移入されています。
動画
この動画ではコブハクチョウの自然な行動や鳴き声を観察できます。
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分類
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英名Mute Swan
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大きさ全長約150cm
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体重12000g
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羽の色全身が純白で、くちばしはオレンジ色、その付け根に黒い瘤があります(特にオスで発達)。足はオレンジがかった黒色です。首が長く、泳ぐときにS字型に曲げるのが特徴的です。若鳥は灰褐色です。
白 -
寿命野生下で約20-25年
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保全状況外来種のため保全評価はなし
日本では主に観賞用として導入され、一部が野生化した外来種です。原産地はユーラシア大陸西部です。
湖沼、池、河川など様々な水辺環境に生息します。
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行動・習性
優雅にS字型に首を曲げて泳ぐ姿がよく見られます。縄張り意識が強く、特に繁殖期には他の水鳥や人間に対しても攻撃的になることがあります。飛行時には首を伸ばし、ゆっくりとした羽ばたきで飛びます。
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さえずり
あまり鳴きませんが、威嚇時には「フォーッ」という息を吐くような音を出します。羽ばたき時には翼の音が大きく聞こえます。
水草、藻類、水生植物の根茎や葉を主に食べます。首が長いため、深いところの水草も採食できます。
4〜6月頃に繁殖します。水辺の岸近くに草や枝を集めた大きな巣を作り、青みがかった白色の卵を5〜8個産みます。メスが主に抱卵しますが、オスも巣の近くで警戒します。