コチドリ [小千鳥]
Charadrius dubius
小さな体を素早く動かす河原の住人
河川の砂礫地や干潟に生息する小型のチドリで、頭部に黒い帯があり、目の周りに黄色い輪があるのが特徴です。「ピッ、ピッ」という声で鳴きながら、素早く走ったり止まったりを繰り返す姿がよく見られます。
動画
この動画ではコチドリの自然な行動や鳴き声を観察できます。
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分類
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英名Little Ringed Plover
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大きさ全長約16cm
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体重40g
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羽の色上面は茶褐色、下面は白色で、頭部には黒い帯があり、目の周りには黄色い輪(アイリング)があります。くちばしは黒く細く、脚は淡い肉色です。飛翔時には翼に白い筋が見えます。
茶白黒 -
寿命野生下で約5-7年
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保全状況国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「軽度懸念(LC)」に分類
夏鳥として北海道から九州まで日本全国に渡来しますが、一部は越冬する個体もいます。ユーラシア大陸に広く分布しています。
河川の砂礫地、湖沼の岸辺、干潟など開けた水辺環境に生息します。
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行動・習性
素早く走ったり止まったりを繰り返しながら、水辺の昆虫や小動物を探して採餌します。危険を感じると「ピッ、ピッ」と鳴きながら飛び去ります。繁殖期には縄張りを持ち、侵入者に対して威嚇行動を示します。
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さえずり
「ピッ、ピッ」「ピリリリ」という高い声で鳴きます。繁殖期にはさえずりながら上空を飛ぶディスプレイも見られます。
昆虫、クモ、甲殻類、小さな貝類などを食べます。
4〜7月頃に繁殖します。河川の砂礫地などに浅い窪みを作り、そこに小石を敷いた簡素な巣を作ります。砂色に暗褐色の斑点がある卵を4個産み、オスとメスが交代で抱卵します。