ホオジロ [頬白]
Emberiza cioides
「一筆啓上」と歌う里山の鳥
頭部に特徴的な白と黒の縞模様があり、胸は茶色です。「一筆啓上 日本一」と聞こえる独特の鳴き声で有名です。草原や農耕地の近くの低木に生息しています。日本の里山を代表する野鳥の一つです。
動画
この動画ではホオジロの自然な行動や鳴き声を観察できます。
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分類
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英名Meadow Bunting
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大きさ全長約16cm
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体重25g
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羽の色オスは頭部が白黒の縞模様で、喉は白く、胸と脇は赤褐色。腹部は白っぽいです。メスはやや地味な色彩で、縞模様が不明瞭です。
茶白黒 -
寿命野生下で約4-6年
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保全状況国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「軽度懸念(LC)」に分類
日本全国に広く分布する留鳥です。北海道では夏鳥として見られます。アジア東部にも広く分布しています。
草地、農耕地周辺、河川敷など、低木のある開けた環境を好みます。
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行動・習性
低木の先端など目立つ場所に止まってさえずることが多いです。地上でも採餌し、ピョンピョンと跳ねるように移動します。冬季には小群で行動することもあります。
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さえずり
「チョチョチョチー」と聞こえる特徴的なさえずりがあり、「一筆啓上 日本一」のリズムに例えられることがあります。
主に種子食で、イネ科植物の種子を好みます。繁殖期には昆虫類も積極的に捕食します。
繁殖期は4月〜8月。地上近くの低木や草むらに巣を作ります。淡青色の地に暗褐色の斑点がある卵を3〜5個産み、メスが約12日間抱卵します。雛は約10日で巣立ちます。年に2〜3回繁殖することがあります。