コガモ [小鴨]
Anas crecca
小さな体と美しい姿の冬の水鳥
日本で見られるカモの中で最小種で、オスは頭部が栗色で目の周りに緑色の斑紋があり、体側に黄色と黒の縦線が入る美しい羽色をしています。メスは全体的に褐色の地味な姿です。冬季に日本全国の水辺で見られる冬鳥で、小さな群れで行動することが多いです。
動画
この動画ではコガモの自然な行動や鳴き声を観察できます。
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分類
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英名Eurasian Teal
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大きさ全長約35cm
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体重350g
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羽の色オスの繁殖羽は頭部が栗色で、目の周りに緑色の金属光沢のある斑紋があります。胸は淡い点状模様、体側には黒と黄色の縦線、腹部は白色です。メスは全体的に茶褐色で、スズメ目の鳥のような地味な外見です。両性とも翼に緑色の鏡羽があります。
茶緑 -
寿命野生下で約10-15年
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保全状況国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「軽度懸念(LC)」に分類
冬鳥として北海道から沖縄まで日本全国に飛来します。繁殖地はユーラシア大陸北部やアラスカなどです。
湖沼、河川、水田、内湾などの浅い水辺環境に生息します。
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行動・習性
浅い水域で採餌することが多く、水底の泥から餌を濾し取る「ハシリ」をよく行います。機敏で警戒心が強く、危険を感じると素早く飛び立ちます。小さな群れで行動することが多いです。
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さえずり
オスは「プリィ」という口笛のような高い声で、メスは「クェック、クェック」と鳴きます。
水生植物の種子や芽、水生昆虫、甲殻類などを食べます。
日本では繁殖せず、シベリアやアラスカなどの北方地域で繁殖します。地上の草むらに巣を作り、クリーム色の卵を8〜11個産みます。