カンムリカイツブリ [冠鳰]
Podiceps cristatus
繁殖期に華麗な冠を持つ水鳥
日本で見られるカイツブリの中で最大種で、繁殖期には頭部に黒と茶色の冠羽が発達し、華麗な姿になります。頸が長く優雅な泳ぎ方をし、潜水も得意です。湖沼や内湾で生活し、「クルルル」という特徴的な声で鳴きます。
動画
この動画ではカンムリカイツブリの自然な行動や鳴き声を観察できます。
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分類
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英名Great Crested Grebe
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大きさ全長約50cm
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体重1000g
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羽の色頸が長く、全体的に白と黒のコントラストが鮮やかです。繁殖期には頭部に黒と茶色の冠羽とフリル状の飾り羽が発達します。非繁殖期は地味な色合いになります。くちばしはピンク色で細長いです。
白灰黒 -
寿命野生下で約10-15年
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保全状況国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「軽度懸念(LC)」に分類
本州以南の湖沼や内湾に生息する留鳥または冬鳥です。世界的にもユーラシア大陸、アフリカ、オーストラリアなど広く分布しています。
主に広い湖沼や内湾などの広い水域に生息します。
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行動・習性
頸を立てて優雅に泳ぐ姿が特徴的です。魚を捕まえるために潜水し、数十秒から1分以上潜っていることもあります。繁殖期には求愛ダンスを行い、ペアでの儀式的な行動が見られます。
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さえずり
「クルルル」「クララ」という独特の声で鳴きます。繁殖期にはこれらの鳴き声が頻繁に聞かれます。
主に魚類を食べますが、水生昆虫、甲殻類、両生類なども捕食します。
4〜8月頃に繁殖します。水面に水草を積み重ねた浮き巣を作り、白色の卵を3〜4個産みます。両親が交代で抱卵します。孵化した雛はしばしば親鳥の背中に乗って運ばれます。