カワウ [川鵜]
Phalacrocorax carbo
水中に潜って魚を捕らえる黒い水鳥
全身が黒く、水中に潜って魚を捕食する大型の水鳥です。水に濡れた後、翼を広げて乾かす特徴的な姿勢をとります。現在では都市部の河川や池でも見られるようになり、繁殖コロニーを形成します。
動画
この動画ではカワウの自然な行動や鳴き声を観察できます。
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分類
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英名Great Cormorant
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大きさ全長約85cm
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体重2000g
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羽の色全身が黒色で、成鳥は繁殖期に頭部に白い飾り羽が生え、喉の部分が白くなります。くちばしは灰色で、先端が鉤状に曲がっています。足は黒く、水かきがあります。
黒灰 -
寿命野生下で約15-20年
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保全状況国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「軽度懸念(LC)」に分類
北海道から沖縄まで日本全国に広く分布する留鳥です。世界的にも広く分布しています。
海岸、湖沼、河川、ダム湖など様々な水辺環境に生息します。
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行動・習性
水中に潜って魚を捕食します。長時間潜水できるため、かなり深いところまで潜ることができます。羽は撥水性が低いため、水から上がると翼を広げて乾かす姿勢をとります。繁殖時には樹上にコロニーを形成します。
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さえずり
通常はあまり鳴きませんが、繁殖地では「ゴア、ゴア」という低い声で鳴きます。
主に魚類を食べます。1日に体重の15〜20%程度の魚を捕食するとされています。
2〜7月頃に繁殖します。湖や河川近くの木の上に枝を集めた皿状の巣を作り、淡青色の卵を3〜4個産みます。コロニーを形成して集団で繁殖します。