メダイチドリ [目大千鳥]
Charadrius mongolus
夏羽のオレンジ色が鮮やかな干潟の旅人
メダイチドリは、チドリ目チドリ科に属する小型のチドリの仲間です。春と秋の渡りの時期に日本各地の干潟や砂浜で見られる旅鳥で、シギ・チドリ類の中でも個体数が多く、比較的観察しやすい種です。繁殖羽のオレンジ色の胸が非常に華やかで、群れで行動する姿は干潟を彩る美しい光景です。名前の由来は、目が大きく見えること、または目の周辺の黒い模様が目立つことにちなんでいます。
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分類
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英名Lesser Sand Plover
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大きさ全長約20cm
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羽の色
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寿命野生下で約5-10年
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保全状況指定なし
ユーラシア大陸中東部のツンドラや高山帯で繁殖し、冬季はアフリカ東部、中東、東南アジア、オーストラリアなどで越冬します。日本には旅鳥として春(4〜5月)と秋(8〜11月)に全国的に渡来し、関東地方以西では少数が越冬します。
海岸の干潟、砂浜、河口、塩田などに生息します。渡りの中継地として日本の干潟を利用し、稀に田圃や岩礁でも見られることがあります。
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行動・習性
群れで行動することが多く、干潟では立ち止まっては走るという特徴的な動きで採餌します。走っては止まり、獲物を見つけるとすばやくついばむ「走り型」の採餌スタイルです。潮の満ち引きに合わせて行動し、満潮時には砂浜などで休息します。
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さえずり
「ピュイ、ピュイ」「ピリ、ピリッ」「ホイーヨ、ホイーヨ」などと鳴きます。地上にいる時や飛翔中にも鳴き、渡りの群れが飛ぶ際にはにぎやかな声が聞こえます。
動物食で、干潟に生息するゴカイ、甲殻類、貝類、昆虫類などを食べます。土の中から引っ張り出して捕食する姿がよく見られます。水田やハス田では、ミミズや甲殻類なども食べます。
繁殖地はシベリアやモンゴルなどのツンドラや高山帯です。繁殖期は6〜7月頃で、砂地に浅い窪みを掘り植物片を敷いて巣を作ります。1巣に通常3個の卵を産み、雌雄で抱卵し雛の世話も共同で行います。