この鳥を実際に観察できた場合に押してください(1日1回まで)

0 人がこの鳥を見つけています
サギ科

ムラサキサギ [紫鷺]

Ardea purpurea

大きさ : 全長約79cm
観察時期 : 通年

八重山に暮らす紫色の大型サギ

ムラサキサギは、ペリカン目サギ科アオサギ属に分類される大型のサギです。アオサギの近縁種で、日本では八重山列島に留鳥として生息する南方系の鳥です。和名の通り体に紫みを帯びた美しい羽色を持ち、学名の種小名「purpurea」も「紫の」を意味しています。群れを作らず単独で行動する孤高の存在で、薄明薄暮性のため夕方や早朝に活動が活発になります。本州では大陸から迷行してきた個体がまれに観察される程度で、八重山列島を訪れるバードウォッチャーの楽しみの一つとなっています。

  • 分類
  • 英名
    Purple Heron
  • 大きさ
    全長約79cm
  • 羽の色
    頭頂から後頭は黒い羽毛に覆われ、後頭の羽毛2枚が冠羽として伸長します。顔から頸部、胸部は褐色で、顔から頸部にかけて黒い筋模様が入ります。頸部上面と胴体上面は灰黒色で、青みがかった灰色や赤褐色の長い羽毛が混じり紫みを帯びます。体側面や脛は紫がかった赤褐色です。腹部は黒い羽毛で覆われます。くちばしは長く黄褐色で、脚も長いです。幼鳥は全身が黄褐色から赤褐色です。
  • 寿命
    野生下で約15-25年
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア大陸やアフリカ大陸に広く分布します。日本では亜種ムラサキサギが八重山列島(石垣島、西表島、小浜島など)に周年生息する留鳥ですが個体数は少ないです。本州では、春・秋の渡りの時期に大陸から迷行してきた個体がごくまれに西日本で観察されることがあります。

ムラサキサギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

河川、池沼、湿原、干潟、マングローブ林、水田などの水辺に生息します。ヨシ原を好み、農耕地や牧場にも現れます。

  • 行動・習性

    群れを形成せず単独で行動します。薄明薄暮性で、夕方や早朝に活動が活発になります。警戒心が強く、人が近づくとすぐに飛び去ることが多いですが、農耕地では比較的距離が近くても歩いて逃げる程度のこともあります。水辺でじっと立って獲物を待ち伏せする狩りのスタイルです。

  • さえずり

    普段はあまり鳴きませんが、飛び立つ時や着地する時に「ギイ」「グワワワア」と低い声で鳴きます。繁殖期にはより頻繁に鳴くことがあります。

動物食で、魚類、両生類(カエルなど)、小型爬虫類、小型の鳥類や哺乳類、甲殻類、昆虫などを幅広く食べます。水辺で待ち伏せして長いくちばしで素早く捕らえます。

繁殖期は5月〜8月で、一夫一妻で繁殖します。水辺近くのヨシ原の地上に枯れヨシや小枝を積み上げて皿形の巣を作ります。オスが巣場所を選び、雌雄共同で巣を作ります。1巣卵数は4〜5個で、雌雄交替で25〜30日間抱卵します。雛は孵化後8〜10日で巣の周りのヨシなどに登れるようになり、55〜65日で独立します。

学名
Ardea purpurea
英名
Purple Heron
渡り区分
留鳥(八重山列島)(本州では迷鳥
分布
ユーラシア大陸やアフリカ大陸に広く分布します。日本では亜種ムラサキサギが八重山列島(石垣島、西表島、小浜島など)に周年生息する留鳥ですが個体数は少ないです。本州では、春・秋の渡りの時期に大陸から迷行してきた個体がごくまれに西日本で観察されることがあります。
生息地
大きさ
全長約79cm
寿命
野生下で約15-25年
珍しさ
めったに見られない
八重山列島(石垣島、西表島、小浜島)の水田や池、湿地、マングローブ林周辺が観察ポイントです。薄明薄暮性のため、早朝や夕方の観察が効果的です。警戒心が強いため、距離をとって静かに観察しましょう。アオサギに似ていますが、全体に暗い色調で紫みがかっている点、首の黒い筋模様で識別できます。本州で見られたら大変珍しい記録になります。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
※最も観察数が多い月を100とした場合の割合