ムネアカタヒバリ [胸赤田雲雀]
Anthus cervinus
胸の赤みが美しい北極圏からの旅人
ムネアカタヒバリは、スズメ目セキレイ科に属する小鳥で、和名の通り胸が赤みを帯びることが特徴です。ユーラシア大陸の北極圏で繁殖し、長い渡りの旅を経て日本に立ち寄ります。日本では主に旅鳥として渡来しますが、東日本での記録は少なく、春の渡りの時期に観察されることが比較的多いです。タヒバリやマキバタヒバリとよく似ていますが、夏羽では頭から胸の赤橙色が美しく、他のタヒバリ類と容易に区別できます。セキレイの仲間らしく尾を上下に振りながら歩く姿が愛らしい野鳥です。
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分類
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英名Red-throated Pipit
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大きさ全長約15cm
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羽の色
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寿命野生下で約2-4年
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保全状況指定なし
ユーラシア大陸の北極圏やカムチャツカ半島、アラスカ北西端で繁殖します。冬季はアフリカ中部、インド、中国南部、東南アジアに渡って越冬します。日本には主に旅鳥として渡来し、東日本での記録は少ないです。九州以南では少数が越冬することもあります。
水田、湿った畑、河原、草地など開けた湿った環境に生息します。海岸近くの草地に現れることもあります。
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行動・習性
セキレイの仲間らしく尾を上下に振りながら歩き、交互に足を出して地上を移動します。単独またはタヒバリの群れに混じって行動します。開けた地上で昆虫を追いかけて捕らえることが多いです。
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さえずり
「チィー」とメジロに似た細い声で鳴きます。飛翔時にも「ツィー」と鳴くことがあります。繁殖地ではさえずりますが、日本で聞ける機会は非常に限られています。
主に昆虫類を食べます。地上を歩きながら甲虫、双翅目などの昆虫やクモ類を捕食します。
夏季にユーラシア大陸北部の北極圏のツンドラ地帯で繁殖します。地上の草の根元などに草や根を使ったカップ状の巣を作り、4〜6個の卵を産みます。日本では繁殖しません。