オオタカ [大鷹]
Accipiter gentilis
鋭い目と素早い動きの森の猛禽類
日本に生息する中型の猛禽類で、森林を主な生息地とします。上面は灰色、下面は白地に黒い横縞模様があります。鋭い目と強力な脚爪で素早く獲物を捕らえます。かつては鷹狩りでも用いられ、現在は国の準絶滅危惧種に指定されています。
動画
この動画ではオオタカの自然な行動や鳴き声を観察できます。
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分類
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英名Northern Goshawk
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大きさ全長約55cm
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体重1000g
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羽の色成鳥は上面が灰色または灰褐色、下面は白地に細かい黒い横縞模様があります。まゆ斑が白く目立ち、目は赤橙色、くちばしは黒く鋭いです。幼鳥は上面が茶褐色で、下面に縦縞模様があります。翼は短めで幅広く、尾は長くて先端が丸いです。
灰白黒 -
寿命野生下で約10-12年
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保全状況環境省レッドリストでは「準絶滅危惧(NT)」に指定
北海道から九州まで日本全国に分布する留鳥です。世界的にも北半球の温帯から亜寒帯の森林地帯に広く分布しています。
低山から山地の森林、特に林縁部や開けた場所に近い成熟林を好みます。
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行動・習性
森林内や林縁部で素早く飛翔し、小鳥や小型哺乳類を捕食します。待ち伏せや急降下などの狩猟技術に優れています。縄張り意識が強く、特に繁殖期には侵入者を激しく威嚇します。
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さえずり
「キャッキャッキャッ」という甲高い声で鳴きます。特に繁殖期には頻繁に鳴き交わします。
主に鳥類(キジバト、ヒヨドリ、カラス類など中小型の鳥)や、ウサギ、リスなどの小型哺乳類を捕食します。
3〜6月頃に繁殖します。大きな針葉樹や広葉樹の高所に枝を集めて皿状の巣を作り、淡青白色の卵を2〜4個産みます。メスが主に抱卵し、オスが狩りをして食物を運びます。ヒナは約35日で巣立ちます。