ミユビシギ [三趾鷸]
Calidris alba
波と追いかけっこする砂浜の旅人
ミユビシギは、チドリ目シギ科に属する小型のシギで、波打ち際を忙しく走り回る愛らしい姿が印象的です。和名は後指(第一趾)がなく指が3本しかないことに由来します。北極圏で繁殖し、越冬地まで長距離の渡りをすることで知られる種で、全世界での生息数は約30万羽と推定されています。日本では千葉県の九十九里浜が主要な渡来地で、約2000羽が観察されています。波が引いた瞬間に砂浜に残された小動物を素早くついばみ、次の波が来ると走って逃げる独特の採食行動が見どころです。
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分類
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英名Sanderling
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大きさ全長約20cm
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羽の色
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寿命野生下で約10-15年
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保全状況指定なし
ユーラシア大陸や北アメリカの北極圏、グリーンランドのツンドラ地帯で繁殖します。越冬地は中央アメリカ、南アメリカ、アフリカ、東南アジア、オーストラリアなど広範囲に及びます。日本では主に旅鳥として春秋に渡来し、本州中部以南では冬鳥として越冬するものもいます。
主に砂浜海岸に生息し、波打ち際を好みます。干潟や河口にも現れることがありますが、砂浜への依存度が高い種です。
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行動・習性
波打ち際を小刻みに走り回り、波が引いた瞬間に打ち上げられた小動物を素早くついばむ独特の採食行動が特徴です。他のシギ類と異なり、波と追いかけっこをするように動きます。集団で行動する場合が多く、群れで一斉に飛び立ったり着地したりする姿が見られます。
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さえずり
飛翔時に「ピッ、ピッ」「キュッ」と短く鳴きます。繁殖地では低い声でさえずることもありますが、日本で聞く機会は少ないです。
主にヨコエビなどの小型甲殻類を好んで食べます。そのほかゴカイ、小型の貝類、昆虫類なども採食します。砂浜に打ち上げられた漂着物の周辺で餌を探すこともあります。
繁殖期は6月〜7月で、北極圏のツンドラ地帯で繁殖します。地上の浅い窪みに巣を作り、1巣卵数は4個です。1回または2回繁殖することがあります。日本では繁殖しません。