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ホオジロ科

ミヤマホオジロ [深山頬白]

Emberiza elegans

大きさ : 全長約16cm
観察時期 : 11月~3月

鮮やかな黄色と冠羽が魅力のエレガントな冬鳥

ミヤマホオジロは、スズメ目ホオジロ科に属する小鳥で、学名の「elegans」が示す通りエレガントな姿が魅力です。和名の「深山」は山奥ではなく「遠隔地」を意味し、かつて日本での繁殖が確認されておらず朝鮮半島など遠い地で繁殖する鳥だったことに由来します。西日本では比較的よく見られる冬鳥ですが、東日本での越冬数は少なく、東日本のバードウォッチャーにとっては憧れの鳥の一つです。興奮すると頭の冠羽が逆立ち、ファンキーな見た目になるのも魅力です。

  • 分類
  • 英名
    Yellow-throated Bunting
  • 大きさ
    全長約16cm
  • 羽の色
    オスは頭頂から後頭にかけて黒色で、冠羽が立ちます。眉斑と喉は鮮やかな黄色で、くちばしの付け根から後頭部にかけて黒い線が入ります。胸には三角形の黒い斑紋があり、腹部は白色、脇に茶色の縦斑があります。メスは全体に色が淡く、黄色部分がくすんでおり、胸の黒斑がありません。尾羽は褐色で外側に白い模様があります。
  • 寿命
    野生下で約5-7年
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア大陸東部に分布し、夏季に中国や朝鮮半島、ウスリーなどで繁殖します。冬季は中国南部、台湾、日本に渡って越冬します。日本では主に本州中部以西、四国、九州に冬鳥として飛来し、広島県や長崎県(対馬)では繁殖例もあります。

ミヤマホオジロの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

平地から山地の雑木林、灌木林、林縁部、公園などに生息します。冬季は田畑や藪の周辺でも見られます。

  • 行動・習性

    繁殖期以外は数羽から十数羽の小群で行動し、ホオジロやカシラダカなどと混群を形成することもあります。警戒心がやや強く、広い草地の中心部ではほとんど見られません。地上で種子を採食する姿がよく観察されます。危険を感じるとすぐに飛び去る臆病な性格です。

  • さえずり

    地鳴きは「チッ」「チチッ」という短い声です。繁殖期にはオスが早口で「チー、チュチュリ、チュルル、チィチュリ、チチ」といった複雑なさえずりを聞かせます。

植物食傾向の強い雑食性です。地表で草の種子を主に採食し、昆虫やクモ類なども食べます。ヤマノイモの果実なども食べることが知られています。

繁殖地では5月〜6月に繁殖を行います。コケや動物の毛を巣材として皿状の巣を樹上や草の根元に作ります。1回に4〜5個の卵を産みます。日本国内での繁殖記録は非常に少なく、広島県北部や対馬で確認されています。

学名
Emberiza elegans
英名
Yellow-throated Bunting
渡り区分
冬鳥(一部地域では留鳥
分布
ユーラシア大陸東部に分布し、夏季に中国や朝鮮半島、ウスリーなどで繁殖します。冬季は中国南部、台湾、日本に渡って越冬します。日本では主に本州中部以西、四国、九州に冬鳥として飛来し、広島県や長崎県(対馬)では繁殖例もあります。
生息地
大きさ
全長約16cm
寿命
野生下で約5-7年
珍しさ
ときどき見かける
冬の雑木林や林縁部で、ホオジロやカシラダカの群れに混じっていないか注意して観察しましょう。黄色い冠羽が混群の中でもよく目立ちます。地上で採食していることが多いので、林縁の地面付近を重点的にチェックしてください。カシラダカと似ていますが、鮮やかな黄色い眉斑と喉で識別できます。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合