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ミヤコドリ科

ミヤコドリ [都鳥]

Haematopus ostralegus

大きさ : 全長約45cm
観察時期 : 3月~4月、8月~9月、10月~1月

鮮やかな赤い嘴で貝を開く海辺のハンター

ミヤコドリは、チドリ目ミヤコドリ科に属する大型のシギ・チドリの仲間で、黒と白のコントラストが美しい体に鮮やかな赤い嘴と足が映える印象的な鳥です。英名「Oystercatcher(カキ捕り)」の通り、平たく鋭い嘴を二枚貝の隙間に素早く差し込み、貝柱を切断して殻を開ける独特の採食技術を持っています。近年、東京湾の三番瀬を中心に越冬数が増加しており、かつては珍しかった本種を日本で観察しやすくなっています。アイルランドの国鳥でもあります。

  • 分類
  • 英名
    Eurasian Oystercatcher
  • 大きさ
    全長約45cm
  • 羽の色
    体の上面(頭部、胸、背中、翼の表面)は黒色で、腹部と翼の一部、腰に白い部分があります。嘴は長く鮮やかな赤橙色で、上下に平たく先端が鋭いです。足も長く赤橙色です。雌雄同色ですが、メスの方がやや嘴が長い傾向があります。目は赤色でアイリングは橙色です。
  • 寿命
    野生下で約15-20年、最長で40年以上の記録あり
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア大陸の沿岸域(北欧、中央アジア、沿海州、カムチャツカ半島南部など)で繁殖し、西欧・アフリカ西岸・中東・中国南部・日本などの海岸で越冬します。日本では主に東京湾湾奥部(三番瀬)や伊勢湾西岸で越冬し、近年越冬数が増加しています。

ミヤコドリの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

海岸の干潟、砂浜、岩礁地帯に生息します。満潮時には海岸の堤防や砂浜で休息し、干潮時に干潟で採食します。

  • 行動・習性

    干潟で小さな群れを作って過ごすことが多いです。干潮時に干潟を歩き回り、二枚貝を見つけると素早く嘴を差し込んで貝柱を切断し、殻を開けて中身を食べます。この採食技術は親から子へ受け継がれると考えられています。満潮時には堤防や砂浜に集まって休息します。

  • さえずり

    「ピピピピ」「キピー、キピー」と甲高い声で鳴きます。飛翔時にも盛んに鳴き、群れで一斉に鳴く声は干潟に響き渡ります。

主に二枚貝(カキ、アサリなど)を好んで食べます。嘴を貝の隙間に差し込み貝柱を切断する独特の方法で採食します。ほかにカニ、ゴカイ、フジツボなども食べます。

繁殖地では海岸の砂地や草原の地上に浅い窪みを掘り、小石や貝殻片を敷いた巣を作ります。通常2〜4個の卵を産み、雌雄交替で約24〜27日間抱卵します。雛は早成性で孵化後すぐに歩けますが、巣立ちまで約35日かかります。日本国内での繁殖記録はありません。

学名
Haematopus ostralegus
英名
Eurasian Oystercatcher
渡り区分
冬鳥(一部旅鳥
分布
ユーラシア大陸の沿岸域(北欧、中央アジア、沿海州、カムチャツカ半島南部など)で繁殖し、西欧・アフリカ西岸・中東・中国南部・日本などの海岸で越冬します。日本では主に東京湾湾奥部(三番瀬)や伊勢湾西岸で越冬し、近年越冬数が増加しています。
生息地
大きさ
全長約45cm
寿命
野生下で約15-20年、最長で40年以上の記録あり
珍しさ
ときどき見かける
千葉県船橋市の三番瀬が日本一の飛来地で、冬季に100羽以上の群れが観察できます。干潮と満潮の間の時間に行き、潮が満ちるとともに近づいてくるのを待つのがおすすめです。体が大きく赤い嘴が目立つので、干潟では見つけやすい鳥です。シギ・チドリの中でも一際大きいので初心者にもおすすめです。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合