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セキレイ科

マミジロタヒバリ [眉白田雲雀]

Anthus novaeseelandiae

大きさ : 全長約17cm
観察時期 : 1月~5月、10月~11月

日本最大のタヒバリは秋の草原の旅鳥

マミジロタヒバリは、セキレイ科に属するタヒバリの仲間で、日本で記録されるタヒバリ類の中では最も大きな種です。主に春と秋の渡りの時期に日本を通過する旅鳥で、西日本や日本海側の島嶼部を中心に記録されます。草地や農耕地の地上を歩き回り、昆虫を捕食する姿が観察されます。明瞭な眉斑と直立した姿勢が特徴的です。

  • 分類
  • 英名
    Australasian Pipit
  • 大きさ
    全長約17cm
  • 羽の色
    頭部から上面は濃褐色で、黒褐色の縦斑が入ります。淡褐色の明瞭な眉斑が目立ち、これが和名の由来です。喉から腹部にかけては白っぽく、胸に淡い縦斑があります。雌雄同色で、後趾の爪が長いのがタヒバリ類の特徴です。足は淡い肉色です。
  • 寿命
    野生下での詳しい寿命は不明ですが、タヒバリ類と同程度の2〜5年程度と推定されています。
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア大陸北東部で繁殖し、東南アジア、インド、オーストラリアなどで越冬します。日本では主に旅鳥として春(4〜5月)と秋(9〜10月)に記録され、九州南部や南西諸島では少数が越冬します。

マミジロタヒバリの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

草丈の低い草地、農耕地、河川敷、埋立地などの開けた場所に生息します。水辺に近い草地を好む傾向があります。

  • 行動・習性

    地上を歩いて昆虫を探す地上性の鳥です。直立した姿勢で草地を歩き回り、立ち止まっては尾を上下に振ります。驚くと波状に飛び上がり、鳴きながら移動します。単独または少数で行動することが多いです。

  • さえずり

    「ジュン ジュン」「ビュン ビュン」と力強い声で鳴きます。飛び立つ際にも鳴き声を出すため、声で存在に気づくことがあります。

昆虫食で、草地に生息するバッタ、甲虫、蛾の幼虫などの昆虫類を主に食べます。地上を歩きながら、目で獲物を見つけて素早く捕らえます。

日本では繁殖しません。繁殖地のユーラシア大陸北東部では、草地の地上に巣を作り、4〜6個の卵を産みます。

学名
Anthus novaeseelandiae
英名
Australasian Pipit
渡り区分
旅鳥(九州南部・南西諸島では少数が冬鳥
分布
ユーラシア大陸北東部で繁殖し、東南アジア、インド、オーストラリアなどで越冬します。日本では主に旅鳥として春(4〜5月)と秋(9〜10月)に記録され、九州南部や南西諸島では少数が越冬します。
生息地
大きさ
全長約17cm
寿命
野生下での詳しい寿命は不明ですが、タヒバリ類と同程度の2〜5年程度と推定されています。
珍しさ
めったに見られない
春秋の渡り時期に、日本海側の離島(飛島、舳倉島など)や南西諸島の草地・農耕地で観察チャンスがあります。タヒバリ類の中で最大で、直立した姿勢と明瞭な眉斑が識別ポイントです。ビンズイやタヒバリとの識別には、体の大きさと眉斑の太さに注目しましょう。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合