マミジロタヒバリ [眉白田雲雀]
Anthus novaeseelandiae
日本最大のタヒバリは秋の草原の旅鳥
マミジロタヒバリは、セキレイ科に属するタヒバリの仲間で、日本で記録されるタヒバリ類の中では最も大きな種です。主に春と秋の渡りの時期に日本を通過する旅鳥で、西日本や日本海側の島嶼部を中心に記録されます。草地や農耕地の地上を歩き回り、昆虫を捕食する姿が観察されます。明瞭な眉斑と直立した姿勢が特徴的です。
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分類
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英名Australasian Pipit
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大きさ全長約17cm
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羽の色
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寿命野生下での詳しい寿命は不明ですが、タヒバリ類と同程度の2〜5年程度と推定されています。
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保全状況指定なし
ユーラシア大陸北東部で繁殖し、東南アジア、インド、オーストラリアなどで越冬します。日本では主に旅鳥として春(4〜5月)と秋(9〜10月)に記録され、九州南部や南西諸島では少数が越冬します。
草丈の低い草地、農耕地、河川敷、埋立地などの開けた場所に生息します。水辺に近い草地を好む傾向があります。
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行動・習性
地上を歩いて昆虫を探す地上性の鳥です。直立した姿勢で草地を歩き回り、立ち止まっては尾を上下に振ります。驚くと波状に飛び上がり、鳴きながら移動します。単独または少数で行動することが多いです。
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さえずり
「ジュン ジュン」「ビュン ビュン」と力強い声で鳴きます。飛び立つ際にも鳴き声を出すため、声で存在に気づくことがあります。
昆虫食で、草地に生息するバッタ、甲虫、蛾の幼虫などの昆虫類を主に食べます。地上を歩きながら、目で獲物を見つけて素早く捕らえます。
日本では繁殖しません。繁殖地のユーラシア大陸北東部では、草地の地上に巣を作り、4〜6個の卵を産みます。