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ツル科

マナヅル [真鶴]

Grus vipio

大きさ : 全長約127cm
観察時期 : 12月~2月

出水平野に舞い降りる気品のツル

マナヅルは、ツル科に属する大型の鳥で、世界的に絶滅が心配されている種です。全世界の個体数は約6,500羽とされ、そのうち約2,500羽が鹿児島県出水平野で越冬します。灰色の体に白い頭部という上品な姿から「真鶴(まなづる)」の名がつきました。出水市のツル飛来地は国の特別天然記念物に指定されています。

  • 分類
  • 英名
    White-naped Crane
  • 大きさ
    全長約127cm
  • 羽の色
    全身は青みがかった灰色で、頭部から後頸にかけて白色です。眼の周囲には鮮やかな赤い裸出部(皮膚が露出した部分)があります。翼は灰黒色で、飛翔時に目立ちます。くちばしは黄緑色、足は淡い紅色をしています。
  • 寿命
    ツル類は長寿で、野生下でも20年以上生きると推定されています。
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧II類(VU)」に指定

繁殖地はアムール川流域やモンゴル北東部。冬鳥として日本に飛来し、鹿児島県出水平野が最大の越冬地です。韓国の順天湾にも越冬個体群がいます。

マナヅルの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

越冬地では水田、湿地、干拓地などの開けた農耕地に生息します。ねぐらは浅い水辺を利用します。繁殖地では広大な湿原や草原に生息します。

  • 行動・習性

    家族単位で行動し、越冬地では数百羽の群れを形成します。日中は水田で採食し、夕方にねぐらの湿地に集まります。ナベヅルと混群になることも多いですが、やや独立して行動する傾向があります。

  • さえずり

    「クェー、クェー」と高く澄んだ声で鳴きます。つがいでの鳴き交わし(ユニゾンコール)が知られており、オスとメスが首を伸ばして交互に鳴く姿は印象的です。

雑食性で、穀物(水田の落ち穂や二番穂)、草の根茎、魚類、カエル、昆虫類などを食べます。出水平野では地元の方が提供する給餌用の穀物も食べています。

繁殖地はアムール川流域やモンゴルで、5月頃に2個の卵を産みます。湿原の草地に巣を作り、雌雄交替で約30〜33日間抱卵します。雛は孵化後すぐに歩き始め、親鳥に導かれて採食します。

学名
Grus vipio
英名
White-naped Crane
渡り区分
分布
繁殖地はアムール川流域やモンゴル北東部。冬鳥として日本に飛来し、鹿児島県出水平野が最大の越冬地です。韓国の順天湾にも越冬個体群がいます。
生息地
大きさ
全長約127cm
寿命
ツル類は長寿で、野生下でも20年以上生きると推定されています。
珍しさ
めったに見られない
鹿児島県出水市のツル観察センターが最適な観察ポイントです。11月〜2月が見頃で、朝のねぐら立ちや夕方のねぐら入りが見応えがあります。灰色の体と白い頭が特徴で、ナベヅル(全体が黒っぽい)との違いに注目しましょう。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合