マナヅル [真鶴]
Grus vipio
出水平野に舞い降りる気品のツル
マナヅルは、ツル科に属する大型の鳥で、世界的に絶滅が心配されている種です。全世界の個体数は約6,500羽とされ、そのうち約2,500羽が鹿児島県出水平野で越冬します。灰色の体に白い頭部という上品な姿から「真鶴(まなづる)」の名がつきました。出水市のツル飛来地は国の特別天然記念物に指定されています。
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分類
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英名White-naped Crane
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大きさ全長約127cm
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羽の色
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寿命ツル類は長寿で、野生下でも20年以上生きると推定されています。
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保全状況環境省レッドリストでは「絶滅危惧II類(VU)」に指定
繁殖地はアムール川流域やモンゴル北東部。冬鳥として日本に飛来し、鹿児島県出水平野が最大の越冬地です。韓国の順天湾にも越冬個体群がいます。
越冬地では水田、湿地、干拓地などの開けた農耕地に生息します。ねぐらは浅い水辺を利用します。繁殖地では広大な湿原や草原に生息します。
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行動・習性
家族単位で行動し、越冬地では数百羽の群れを形成します。日中は水田で採食し、夕方にねぐらの湿地に集まります。ナベヅルと混群になることも多いですが、やや独立して行動する傾向があります。
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さえずり
「クェー、クェー」と高く澄んだ声で鳴きます。つがいでの鳴き交わし(ユニゾンコール)が知られており、オスとメスが首を伸ばして交互に鳴く姿は印象的です。
雑食性で、穀物(水田の落ち穂や二番穂)、草の根茎、魚類、カエル、昆虫類などを食べます。出水平野では地元の方が提供する給餌用の穀物も食べています。
繁殖地はアムール川流域やモンゴルで、5月頃に2個の卵を産みます。湿原の草地に巣を作り、雌雄交替で約30〜33日間抱卵します。雛は孵化後すぐに歩き始め、親鳥に導かれて採食します。