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カモ科

マガン [真雁]

Anser albifrons

大きさ : 全長約72cm
観察時期 : 10月~1月

冬の宮城に数万羽が集う渡りの使者

マガンは、ガンの仲間の代表種で、国の天然記念物に指定されています。日本に飛来する個体の約9割が宮城県の伊豆沼・蕪栗沼周辺に集中しており、朝夕に数万羽が一斉に飛び立つ「雁行」の光景は冬の風物詩として知られています。ロシア北極圏から約4,000kmの距離を渡ってくる長距離渡り鳥です。

  • 分類
  • 英名
    Greater White-fronted Goose
  • 大きさ
    全長約72cm
  • 羽の色
    全体的に黒褐色の体で、額からくちばしの付け根にかけて白い斑紋があるのが最大の特徴です。腹部には不規則な黒い横縞模様があり、上尾筒と下尾筒は白色です。くちばしは桃色がかったオレンジ色で、先端に白い爪状の突起があります。
  • 寿命
    野生下で15〜25年程度とされています。
  • 保全状況
    指定なし

繁殖地はロシア北極圏(カムチャツカ半島やシベリア北東部)。日本には冬鳥として飛来し、宮城県(伊豆沼・蕪栗沼・化女沼)に大部分が越冬します。秋田県や北海道にも少数が飛来します。

マガンの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

越冬期は湖沼や河川をねぐらとし、周辺の水田や農耕地で採食します。繁殖地ではツンドラ地帯の湿原や湖沼周辺に生息します。

  • 行動・習性

    家族単位で行動し、数百〜数千羽の大群を形成します。日の出前にねぐらの湖沼から一斉に飛び立ち、周辺の水田で落ち穂などを採食します。夕方になると再びねぐらに戻る規則正しい生活パターンを持ちます。V字編隊を組んで飛行する姿が特徴的です。

  • さえずり

    「クヮハハン」「キュウイーイー」と甲高い声で鳴きます。群れで飛行中にも頻繁に鳴き交わし、ねぐら入り・ねぐら立ちの際は大合唱となります。

植物食が中心で、水田の落ち穂、草の種子、根茎、水草などを食べます。繁殖地では昆虫やその幼虫も食べることがあります。

繁殖地はロシア北極圏で、5月〜7月に繁殖します。地上の草むらに巣を作り、4〜6個の卵を産みます。抱卵期間は約25〜28日。家族の絆が強く、翌年の渡りまで親子で行動します。

学名
Anser albifrons
英名
Greater White-fronted Goose
渡り区分
分布
繁殖地はロシア北極圏(カムチャツカ半島やシベリア北東部)。日本には冬鳥として飛来し、宮城県(伊豆沼・蕪栗沼・化女沼)に大部分が越冬します。秋田県や北海道にも少数が飛来します。
生息地
大きさ
全長約72cm
寿命
野生下で15〜25年程度とされています。
珍しさ
ときどき見かける
宮城県の伊豆沼・蕪栗沼が日本最大の越冬地です。11月〜2月が観察の好機で、特に日の出前後のねぐら立ちは圧巻です。伊豆沼サンクチュアリセンターでは観察情報を提供しています。額の白い模様で他のガン類と識別できます。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合