マガン [真雁]
Anser albifrons
冬の宮城に数万羽が集う渡りの使者
マガンは、ガンの仲間の代表種で、国の天然記念物に指定されています。日本に飛来する個体の約9割が宮城県の伊豆沼・蕪栗沼周辺に集中しており、朝夕に数万羽が一斉に飛び立つ「雁行」の光景は冬の風物詩として知られています。ロシア北極圏から約4,000kmの距離を渡ってくる長距離渡り鳥です。
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分類
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英名Greater White-fronted Goose
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大きさ全長約72cm
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羽の色
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寿命野生下で15〜25年程度とされています。
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保全状況指定なし
繁殖地はロシア北極圏(カムチャツカ半島やシベリア北東部)。日本には冬鳥として飛来し、宮城県(伊豆沼・蕪栗沼・化女沼)に大部分が越冬します。秋田県や北海道にも少数が飛来します。
越冬期は湖沼や河川をねぐらとし、周辺の水田や農耕地で採食します。繁殖地ではツンドラ地帯の湿原や湖沼周辺に生息します。
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行動・習性
家族単位で行動し、数百〜数千羽の大群を形成します。日の出前にねぐらの湖沼から一斉に飛び立ち、周辺の水田で落ち穂などを採食します。夕方になると再びねぐらに戻る規則正しい生活パターンを持ちます。V字編隊を組んで飛行する姿が特徴的です。
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さえずり
「クヮハハン」「キュウイーイー」と甲高い声で鳴きます。群れで飛行中にも頻繁に鳴き交わし、ねぐら入り・ねぐら立ちの際は大合唱となります。
植物食が中心で、水田の落ち穂、草の種子、根茎、水草などを食べます。繁殖地では昆虫やその幼虫も食べることがあります。
繁殖地はロシア北極圏で、5月〜7月に繁殖します。地上の草むらに巣を作り、4〜6個の卵を産みます。抱卵期間は約25〜28日。家族の絆が強く、翌年の渡りまで親子で行動します。