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カッコウ科

ホトトギス [杜鵑]

Cuculus poliocephalus

大きさ : 全長約28cm
観察時期 : 5月~6月

夏の夜空に響く「特許許可局」の声

ホトトギスは、カッコウ科に属する夏鳥で、古くから日本の文学や和歌に数多く詠まれてきた鳥です。「ホトトギスの初音」は初夏の風物詩として愛されてきました。自分では巣を作らず、主にウグイスの巣に托卵する習性を持ちます。夜間にも盛んに鳴くため、姿は見えずとも声で存在を知られることが多い鳥です。

  • 分類
  • 英名
    Lesser Cuckoo
  • 大きさ
    全長約28cm
  • 羽の色
    頭部から背面は灰色で、翼と尾羽は黒褐色です。胸から腹にかけて白い地に黒い横縞模様がありますが、カッコウに比べて縞が細く薄いのが特徴です。目の周りに黄色いアイリングがあります。カッコウに似ていますがやや小型です。
  • 寿命
    野生下で約5〜7年程度と推定されています。
  • 保全状況
    指定なし

夏鳥として5月頃に日本に渡来し、九州以北の各地で繁殖します。北海道南部でも少数が確認されます。秋には東南アジア方面へ渡って越冬します。

ホトトギスの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

低山帯から山地の林縁部や藪のある環境に生息します。明るい林や草原が隣接する場所を好み、市街地近くの里山でも声を聞くことができます。

  • 行動・習性

    単独で行動し、樹上で昆虫を捕食します。托卵の習性があり、主にウグイスの巣を利用します。メスはウグイスの巣を見つけると素早く卵を1個産み落とします。托卵されたホトトギスの雛は、先に孵化して巣の中の他の卵を背中で押し出してしまいます。

  • さえずり

    「キョッキョッキョキョキョキョ」と鋭い声で鳴き、聞きなしは「特許許可局」「テッペンカケタカ」として知られています。夜間にも鳴くのが特徴で、明け方や夕暮れに特に活発にさえずります。

肉食性で、主にガの幼虫(毛虫)や甲虫などの昆虫類を食べます。他の鳥が嫌う毛虫も好んで食べるのが特徴です。

繁殖期は5月〜8月。自分では営巣せず、主にウグイスの巣に托卵します。ウグイスの卵に似たチョコレート色の卵を産みます。抱卵・育雛はすべて仮親(ウグイス)が行います。

学名
Cuculus poliocephalus
英名
Lesser Cuckoo
渡り区分
分布
夏鳥として5月頃に日本に渡来し、九州以北の各地で繁殖します。北海道南部でも少数が確認されます。秋には東南アジア方面へ渡って越冬します。
生息地
大きさ
全長約28cm
寿命
野生下で約5〜7年程度と推定されています。
珍しさ
ときどき見かける
姿を見つけるのは非常に難しく、声で確認するのが基本です。5月〜7月の夜明け前後や夕方に、林縁部で耳を澄ませてみましょう。飛翔時のシルエットはカッコウに似ていますが、やや小型です。
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