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シギ科

ヒバリシギ [雲雀鷸]

Calidris subminuta

大きさ : 全長約15cm
観察時期 : 8月~9月

水田に立ち寄る小さな旅人

ヒバリシギは、チドリ目シギ科に属する小型のシギの仲間です。和名はヒバリほどの大きさであることに由来します。シベリア中部からカムチャツカ半島にかけて繁殖し、東南アジアやオーストラリアで越冬する長距離の渡り鳥で、日本にはその旅の途中に立ち寄ります。干潟よりも淡水湿地や水田を好む傾向があり、トウネンの群れに混じっていることもあります。春の渡りの時期には赤みのある美しい夏羽が見られますが、秋の渡りでは地味な幼鳥が多く観察されます。

  • 分類
  • 英名
    Long-toed Stint
  • 大きさ
    全長約15cm
  • 羽の色
    雌雄同色。夏羽は頭から背、翼が赤褐色で、顔には白く太い眉斑があります。上面には黒い縦斑があり、背中にV字の白線が入ります。胸から脇腹に黒褐色の縦斑があり、喉から腹部の下面は白色です。冬羽では上面が灰褐色に変わります。嘴は黒色で細く短く、足は黄緑色で第三趾が長いのが特徴です。
  • 寿命
    野生下で約5-10年
  • 保全状況
    指定なし

シベリア中部からカムチャツカ半島で繁殖し、東南アジアやオーストラリアで越冬します。日本では全国各地に旅鳥として渡来しますが、春よりも秋の方が観察例が多いです。南西諸島では少数が越冬することもあります。

ヒバリシギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

淡水湿地や水田、川岸、池、埋立地などに生息し、干潟に来ることは少ないです。

  • 行動・習性

    単独か数羽の小群で行動し、大群をつくることはありません。採食時は足を折り曲げ、尻を上げるようにして歩き回りながら餌を探します。脚が長いため背筋が曲がらず、前かがみにならずに餌をついばむ姿が特徴的です。

  • さえずり

    「プルル」「チュリリ」と小さな声で鳴きます。主に採食中や飛び立つ時に鳴くことが多く、大きな声で「プュイ」と鳴くこともあります。

甲殻類、貝類、昆虫の幼虫などの小動物を水辺の泥の中から探して食べます。

繁殖地はシベリア中部からカムチャツカ半島にかけてで、日本国内では繁殖しません。繁殖期は6月〜7月頃で、地上の窪みに巣を作り、通常4個の卵を産みます。

学名
Calidris subminuta
英名
Long-toed Stint
渡り区分
旅鳥(南西諸島では少数が冬鳥
分布
シベリア中部からカムチャツカ半島で繁殖し、東南アジアやオーストラリアで越冬します。日本では全国各地に旅鳥として渡来しますが、春よりも秋の方が観察例が多いです。南西諸島では少数が越冬することもあります。
生息地
大きさ
全長約15cm
寿命
野生下で約5-10年
珍しさ
めったに見られない
秋の渡りの時期(8月〜10月)に水田や淡水湿地で観察できるチャンスがあります。トウネンの群れの中に混じっていることがあるため、足の色(黄緑色)に注目して探しましょう。ウズラシギやヨーロッパトウネンと似ていますが、足の色や体の大きさの違いで識別できます。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合