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シギ科

ハマシギ [浜鷸]

Calidris alpina

大きさ : 全長約21cm
観察時期 : 9月、10月~5月

数万羽の群飛が圧巻の干潟のシギ

ハマシギは、チドリ目シギ科に属する小型のシギで、日本で最も多く見られるシギ類の一つです。和名は「浜辺で見られるシギ」に由来し、古語では「ハマチドリ」とも呼ばれていました。最大の見どころは数千羽から数万羽にも及ぶ大群が一斉に飛翔する光景で、群れ全体が一つの生き物のように同調して方向を変える様子は圧巻です。足環調査によると、これらの大群は毎年ほぼ同じ個体で構成されており、群れ間の交流はほとんどないことが判明しています。

  • 分類
  • 英名
    Dunlin
  • 大きさ
    全長約21cm
  • 羽の色
    冬羽は全体に灰白色の細かいまだら模様で地味な印象です。夏羽になると頭と翼が赤っぽくなり、腹部が黒くなるため見違えるような姿になります。近縁種の中で夏羽に腹が黒くなるのはハマシギだけです。くちばしはやや長く、先端がわずかに下向きに反っているのが特徴です。脚は黒色です。雌雄同色です。
  • 寿命
    野生下で約5-10年
  • 保全状況
    指定なし

北極圏のアラスカ北部やユーラシア大陸北部のツンドラ地帯で繁殖します。日本には冬鳥として渡来し、干潟や河口に飛来します。春秋の渡りの時期には旅鳥としても通過します。

ハマシギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

干潟、砂浜、河口などの海岸部を中心に生息します。海岸部だけでなく大規模な湖沼の沿岸部、水田、干上がった溜池でも確認されています。

  • 行動・習性

    数万羽に及ぶ大群を作り、群れ全体が同調して飛ぶ習性があります。満潮が近づくと岸辺でじっとしていますが、潮が引き始めると干潟に降り立って活発に餌を探します。くちばしを泥の中に差し込み、左右に振りながら餌を探す行動が見られます。

  • さえずり

    「ジューイ」「ジリリリ」と濁った声で鳴きます。「ピリーッ」「ビリー」と澄んだ声で鳴くこともあります。群れが一斉に飛び立つ際に鳴き声を発します。

肉食性で、ゴカイ、甲殻類、貝類、昆虫類、干潟表面のバイオフィルムなどを捕食します。くちばしを泥の中に差し込んで獲物を探します。

繁殖期にはツンドラ地帯で2~6個(通常4個)の卵を産みます。オスとメスが交代で抱卵しますが、ヒナの世話は主にオスが行います。ヒナは約1か月で飛べるようになります。

学名
Calidris alpina
英名
Dunlin
渡り区分
冬鳥(一部地域では旅鳥
分布
北極圏のアラスカ北部やユーラシア大陸北部のツンドラ地帯で繁殖します。日本には冬鳥として渡来し、干潟や河口に飛来します。春秋の渡りの時期には旅鳥としても通過します。
生息地
大きさ
全長約21cm
寿命
野生下で約5-10年
珍しさ
よく見かける
秋から春にかけて干潟に出かければ観察できます。東京湾の三番瀬や谷津干潟が有名な観察地です。大群の飛翔シーンは干潮から満潮への潮の変わり目が狙い目です。4月中旬以降には腹が黒くなる夏羽も見られます。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合