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ミズナギドリ科

ハジロミズナギドリ [羽白水薙鳥]

Pterodroma solandri

大きさ : 全長約40cm
観察時期 : 10月

翼下面の白斑が名の由来の外洋性海鳥

ハジロミズナギドリは、ミズナギドリ目ミズナギドリ科に属する海鳥です。和名は翼の下面にある白い斑紋に由来します。繁殖地はオーストラリア東部沖のロードハウ島とその周辺の島嶼のみに限られ、非繁殖期には北太平洋へ大規模な渡りを行います。日本近海では春から秋にかけて太平洋岸で観察され、50羽以上の群れが記録されたこともあります。IUCNのレッドリストでは危急種(VU)に分類されており、繁殖地が極めて限られていることから保全が求められています。

  • 分類
  • 英名
    Providence Petrel
  • 大きさ
    全長約40cm
  • 羽の色
    全身が暗いスレート暗褐色で、背面はより濃い色合いです。くちばし周辺にのみ白い斑点があります。翼の下面には初列風切基部に白色部分があり、黒い円帯が見られるのが最大の識別ポイントです。くちばしと脚は黒色で、尾はくさび型でやや長めです。雌雄同色です。
  • 寿命
    野生下で約15-20年
  • 保全状況
    指定なし

オーストラリア東部沖のロードハウ島と付近の島嶼で繁殖します。非繁殖期には北太平洋に北上し、日本では春から秋にかけて本州中部から北海道の太平洋岸で観察されます。冬季の記録もあります。

ハジロミズナギドリの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

繁殖期以外は外洋に生息し、海上の比較的高い場所を飛んでいることが多いです。日本近海では太平洋の沖合で見られます。

  • 行動・習性

    翼は長く、羽ばたきはやや緩やかで低い滑空飛行を行います。風波があると弧を描いて速く飛びます。通常は1羽から数羽で行動しますが、まれに大群が観察されることもあります。1日の大半を飛行して過ごす外洋性の鳥です。

  • さえずり

    詳細な鳴き声の記録は少なく、繁殖地のコロニーでは夜間に独特の声を発するとされています。海上ではほとんど鳴きません。

動物食で、魚類、甲殻類、軟体動物などの海洋生物を捕食します。海面付近で餌を捕らえます。

繁殖期にはロードハウ島でコロニーを形成します。岩の間や土中に穴を掘って営巣し、1卵を産みます。繁殖は年1回で、両親が交代で抱卵と育雛を行います。

学名
Pterodroma solandri
英名
Providence Petrel
渡り区分
分布
オーストラリア東部沖のロードハウ島と付近の島嶼で繁殖します。非繁殖期には北太平洋に北上し、日本では春から秋にかけて本州中部から北海道の太平洋岸で観察されます。冬季の記録もあります。
生息地
大きさ
全長約40cm
寿命
野生下で約15-20年
珍しさ
めったに見られない
大洗~苫小牧航路や八丈島航路などのフェリー航路での船上観察が最も確実です。翼下面の白斑を確認することが識別のポイントです。全身暗色の大型ミズナギドリ類を見つけたら注意して観察しましょう。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合