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カイツブリ科

ハジロカイツブリ [羽白鳰]

Podiceps nigricollis

大きさ : 全長約31cm
観察時期 : 11月~2月

赤い目が印象的な潜水名人

ハジロカイツブリは、カイツブリよりやや大きく、目が赤くくちばしがわずかに上に反っているのが特徴的な水鳥です。冬羽では喉から腹にかけて白く他が黒い姿ですが、夏羽になると頭部と背中が黒、脇腹が褐色の美しい姿に変化します。他のカイツブリ類と同じように潜水が巧みで、水にもぐって小型の魚や貝、水生昆虫を捕食します。春の渡りの前には100羽以上の群れを作ることもあり、海岸や湖沼で大きな群れが観察されることがあります。

動画

この動画ではハジロカイツブリの自然な行動や鳴き声を観察できます。

  • 分類
  • 英名
    Black-necked Grebe
  • 大きさ
    全長約31cm
  • 羽の色
    目が赤く、くちばしは細くやや上に反った感じです。冬羽では喉から腹にかけて白く、他が黒い。頬から目の後ろにかけての羽毛は白いです。夏羽では頭部と背中が黒、脇腹が褐色で、後頭部から耳羽にかけて黄金色の飾り羽が生えます。首は長めで、雌雄同色です。
  • 寿命
    野生下で約5-10年
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア地方、アフリカ、北アメリカなどで分散して繁殖します。日本では冬鳥として、中国東北部やウスリー川周辺などで繁殖したものが北海道から九州まで各地の海や湖沼に渡来します。非繁殖期は海上や温暖な地域へ移動します。

ハジロカイツブリの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

海岸、港湾、河口、河川の下流域、湖沼、池などに生息します。繁殖期には湖や池の水草が多い区域を利用します。冬季は海上や内湾でも見られます。

  • 行動・習性

    他のカイツブリ類と同じように潜水が巧みで、潜水時間も長いため、一度潜ると思わぬところに浮上してきます。普通は単独ないし数羽でいることが多いですが、春の渡りの前には100羽以上の群れを作ることもあります。淡水・海水は関係なく広範囲に生息します。

  • さえずり

    「ピー」「プィッ」と鳴きます。繁殖期には「ビディービディービディー」と鳴き、警戒時には「フィーツフィーツ」と鳴きます。普段はあまり大きな声で鳴きません。

小型の魚、貝、水生昆虫、甲殻類を捕食します。先が少し反り上がった嘴でくわえて食べます。昆虫や甲殻類を多く食べ、動物質以外には藻類などの植物質の餌も食べます。水にもぐって採食します。

繁殖期は湖や池の水草が多い区域に浮き巣を作り、通常4個の卵を産みます。卵は緑白色ですが汚れて赤褐色になります。抱卵日数は20-21日です。繁殖期にはカンムリカイツブリ同様に、雄雌が向かい合い互いの頸を振り動かしながら求愛ディスプレイを行います。

学名
Podiceps nigricollis
英名
Black-necked Grebe
渡り区分
分布
ユーラシア地方、アフリカ、北アメリカなどで分散して繁殖します。日本では冬鳥として、中国東北部やウスリー川周辺などで繁殖したものが北海道から九州まで各地の海や湖沼に渡来します。非繁殖期は海上や温暖な地域へ移動します。
生息地
大きさ
全長約31cm
寿命
野生下で約5-10年
珍しさ
ときどき見かける
海岸や湖沼で観察できます。潜水を繰り返すので、一度潜ったら浮上する場所を予測して待ちましょう。赤い目とやや上に反ったくちばしが識別ポイントです。ミミカイツブリと似ていますが、ハジロカイツブリの冬羽は顔の白と黒が斜めに分かれているのに対し、ミミカイツブリは目の真横から上下に分かれています。春先には夏羽への換羽途中の個体も見られます。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合