ノゴマ [野駒]
Calliope calliope
ルビー色の喉が輝く北の草原の歌い手
スズメ目ヒタキ科に属する小鳥で、和名は「野原に住むコマドリ」を意味します。英名のSiberian Rubythroatが示す通り、オスの喉にはルビーのように鮮やかな赤い斑紋があり、これが本種の最大の魅力です。学名のCalliopeはギリシャ神話の美声の女神にちなんでおり、その歌声の美しさを物語っています。日本では主に北海道で繁殖し、草原や原生花園で美しいさえずりを聞かせてくれます。
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分類
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英名Siberian Rubythroat
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大きさ全長約16cm
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羽の色
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寿命野生下で約1〜5年
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保全状況指定なし
ユーラシア大陸の中・高緯度地方の東半分に広く分布します。日本では主に北海道で夏鳥として繁殖し、本州以南では渡りの途中に旅鳥として通過します。南西諸島では少数が冬鳥として越冬します。
平地から亜高山帯にかけての草原、原生花園、ヨシ原など開けた環境に生息します。低木やブッシュが点在する場所を好みます。渡りの途中や越冬地では森林や藪にも入ります。
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行動・習性
繁殖期にはオスが灌木や杭などの高い場所に止まってさえずり、なわばりを主張します。警戒心が強く、草むらや藪の中に隠れていることが多いです。地上を跳ね歩きながら採餌します。渡りの時期には単独で行動することが多いです。
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さえずり
美しい声で「チュィチュィ チューゥ」「チョロチリ チョロチリ」などと複雑なフレーズを組み合わせてさえずります。繁殖期の朝夕に特に活発に鳴きます。地鳴きは「ジッ」「ジジッ」「クッ」などの短い声です。
動物食寄りの雑食性で、主に昆虫類やクモ類、ミミズなどを地上で捕食します。秋には果実も食べます。
繁殖期は6月〜8月です。草の根元や谷地坊主の脇、崖の窪みなどにドーム型の巣を枯れ草や細い根で作ります。3〜5個の青緑色の卵を産み、メスが約14日間抱卵します。孵化後は雌雄共同で雛を育てます。