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ヒタキ科

ニシオジロビタキ [西尾白鶲]

Ficedula parva

大きさ : 全長約12cm
観察時期 : 12月~2月

尾の白と愛らしい仕草の小さな旅人

スズメ目ヒタキ科に属する小鳥で、ヨーロッパ東部で繁殖し、冬期は中東やインドへ渡り越冬します。日本では数少ない旅鳥または冬鳥として全国各地で観察されますが、渡来する個体の多くはメスか若鳥です。近似種のオジロビタキとの識別が難しいことで知られますが、日本鳥類目録第8版で正式に独立種として認められました。人を怖がらない個体が多く、近距離での観察ができることもある愛らしい小鳥です。

  • 分類
  • 英名
    Red-breasted Flycatcher
  • 大きさ
    全長約12cm
  • 羽の色
    上面は灰褐色で、腹面は汚白色です。尾羽は黒褐色ですが外側の基部に白い斑があり、尾を上下に動かす際に目立ちます。オスの成鳥は喉から胸にかけてぼんやりと橙色が広がります。メスや若鳥は喉が淡色です。下嘴が淡黄褐色であることがオジロビタキとの識別点の一つです。白いアイリングがあります。
  • 寿命
    野生下で約2〜5年
  • 保全状況
    指定なし

ヨーロッパ東部からウラル山脈付近で繁殖し、冬期は中東からインドにかけて越冬します。日本には数少ない旅鳥または冬鳥として全国各地に不定期に渡来します。

ニシオジロビタキの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

平地から山地の落葉樹林、林縁、公園などに飛来します。日本では都市部の公園や庭園でも見られることがあります。

  • 行動・習性

    単独で行動することが多く、林縁や低い枝に止まり、尾を上下にピョコピョコと振る特徴的な仕草を見せます。フライキャッチ(飛び立って空中で虫を捕らえる)を繰り返しながら採餌します。人を怖がらない個体が多く、比較的近い距離で観察できることもあります。

  • さえずり

    「ギリリッ、ギリリッ」という特徴的な地鳴きを発します。さえずりは繁殖地で聞かれ、澄んだ複雑なフレーズを奏でます。日本での越冬中にぐぜりのような不完全なさえずりが聞かれることもあります。

主に昆虫類やクモ類を捕食します。低い枝や地面近くから飛び立ってフライキャッチで虫を捕らえるほか、枝先で小さな虫を拾うこともあります。越冬中はトンボ類や小型の甲虫類なども食べます。

繁殖地では主に落葉樹林に生息し、樹洞などに枯葉や草で巣を作ります。5月〜6月に4〜7個の卵を産みます。日本国内での繁殖記録はありません。

学名
Ficedula parva
英名
Red-breasted Flycatcher
渡り区分
冬鳥(まれな旅鳥
分布
ヨーロッパ東部からウラル山脈付近で繁殖し、冬期は中東からインドにかけて越冬します。日本には数少ない旅鳥または冬鳥として全国各地に不定期に渡来します。
生息地
大きさ
全長約12cm
寿命
野生下で約2〜5年
珍しさ
めったに見られない
日本では秋から冬にかけて、都市部の公園や林で1羽で越冬している個体が見つかることがあります。尾を上下にピョコピョコと振る独特の仕草が目印です。低い枝に止まることが多いので、地面から目線の高さあたりをチェックしましょう。近似種オジロビタキとの識別は下嘴の色と喉の橙色の広がりがポイントです。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合