トキ [朱鷺]
Nipponia nippon
朱鷺色の翼を持つ日本を象徴する鳥
トキは、ペリカン目トキ科に属する大型の鳥で、学名「ニッポニア・ニッポン」は日本を象徴する存在として知られています。翼や尾羽の裏側に見える淡いピンク色は「朱鷺色」と呼ばれ、古くから日本人に親しまれてきました。かつては乱獲や環境破壊により絶滅寸前まで追い込まれましたが、中国からの個体を基にした保護増殖事業により、現在は佐渡島を中心に野生復帰が進んでいます。
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分類
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英名Crested Ibis
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大きさ全長約77cm
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羽の色
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寿命野生下で約10-15年
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保全状況環境省レッドリストでは「絶滅危惧IA類(CR)」に指定
かつては東アジア全域に分布していましたが、現在は中国、日本、韓国で飼育・放鳥されています。日本では佐渡島を中心に野生個体が生息し、近年は本州にも分散が見られます。
水田、湿地、河川など、餌となる生物が豊富な水辺環境と、ねぐらとなる高木のある森林が隣接する里山環境に生息します。
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行動・習性
数羽から十数羽の群れで行動します。水田や湿地で長い嘴を使って泥の中の餌を探します。繁殖期にはペアで行動し、大木に営巣します。夕方にはねぐらの森に戻ります。
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さえずり
「グワァー」「コォー」などと鳴きます。繁殖期には鳴き交わしが増えます。
ドジョウ、サワガニ、カエル、イナゴ、ミミズ、タニシなど、水田や湿地に生息する小動物を食べます。長い嘴を泥に差し込んで餌を探します。
繁殖期は1月〜6月。高い木の枝に直径60cmほどの巣を作り、3〜4個の卵を産みます。抱卵期間は約28日で、雌雄交代で抱卵します。