トウネン [当年]
Calidris ruficollis
今年生まれのように小さな旅するシギ
トウネンは、チドリ目シギ科に属する小型のシギで、和名は「当年」つまり「今年生まれたもの」という意味で、赤子のように体が小さいことに由来します。小さな体で年間25,000kmもの距離を渡る驚異的な渡り鳥です。小型シギの中では最も普通に見られる種で、シギ・チドリ観察の入門種として親しまれています。
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分類
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英名Red-necked Stint
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大きさ全長約15cm
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羽の色
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寿命野生下で約5-10年
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保全状況指定なし
シベリア北東部やアラスカ北西部のツンドラ地帯で繁殖し、東南アジアからオーストラリア、ニュージーランドにかけて越冬します。日本には春と秋に旅鳥として全国に渡来します。九州以南では越冬個体も見られます。
干潟、砂浜、河口、水田、湿地など様々な水辺に生息します。内陸の河川や休耕田でも見られます。
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行動・習性
群れで行動し、干潟や砂浜をすばしこく歩き回りながら採餌します。動きは非常に活発で、ちょこちょこと小刻みに移動します。人に対する警戒心は比較的薄く、近くで観察できることもあります。
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さえずり
「チュリッ」「チュッ」という小さな声で鳴きます。飛び立つ時や群れで行動する際に鳴き交わします。
ゴカイ、昆虫類、甲殻類、貝類など砂泥中の小動物を食べます。嘴を砂や泥に差し込んで探り当てます。
繁殖地ではツンドラの地上に浅い窪みを作って営巣します。4個前後の卵を産み、抱卵期間は約21日です。