トウゾクカモメ [盗賊鷗]
Stercorarius pomarinus
他の鳥から獲物を奪う海の略奪者
トウゾクカモメは、チドリ目トウゾクカモメ科に属する海鳥で、その名の通り他の海鳥を追い回して獲物を吐き出させて奪い取る習性から名付けられました。カモメに似ていますが、実際にはウミスズメ科に近縁です。淡色型から暗色型まで様々な羽色のバリエーションがあり、成鳥の尾羽中央がスプーン状に伸びるのが特徴的です。
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分類
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英名Pomarine Jaeger
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大きさ全長約50cm
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羽の色
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寿命野生下で約15-20年
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保全状況指定なし
ユーラシア大陸や北アメリカ大陸の北極圏で繁殖し、非繁殖期には赤道付近から南半球まで南下します。日本では旅鳥または冬鳥として主に太平洋側の海上で観察されます。
外洋性で、主に海上で生活します。繁殖期以外は沖合にいることが多いですが、沿岸近くを飛ぶこともあります。
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行動・習性
カモメ類やアジサシ類、ミズナギドリ類などを執拗に追い回し、獲物を吐き出させて空中で奪い取ります。自ら魚を捕ることもあります。飛翔力に優れ、力強い羽ばたきで飛びます。
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さえずり
「グェーグェー」などと鳴きますが、非繁殖期にはほとんど鳴きません。
魚類が主食ですが、他の海鳥から奪った餌や、繁殖地では小型哺乳類、他の鳥の卵や雛なども食べます。
繁殖期は5月〜9月頃。ツンドラ地帯の草地に営巣し、1〜2個の卵を産みます。コロニーは形成せず、ペアで繁殖します。