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トウゾクカモメ科

トウゾクカモメ [盗賊鷗]

Stercorarius pomarinus

大きさ : 全長約50cm
観察時期 : 2月~5月、10月

他の鳥から獲物を奪う海の略奪者

トウゾクカモメは、チドリ目トウゾクカモメ科に属する海鳥で、その名の通り他の海鳥を追い回して獲物を吐き出させて奪い取る習性から名付けられました。カモメに似ていますが、実際にはウミスズメ科に近縁です。淡色型から暗色型まで様々な羽色のバリエーションがあり、成鳥の尾羽中央がスプーン状に伸びるのが特徴的です。

  • 分類
  • 英名
    Pomarine Jaeger
  • 大きさ
    全長約50cm
  • 羽の色
    体色は淡色型から暗色型まで様々なパターンがあります。淡色型は頭頂が黒褐色、喉から頸は白く、側頸は黄色味を帯びます。暗色型は全身が黒褐色です。いずれの型も初列風切の基部に明瞭な白斑があります。嘴は先端が黒く、脚は黒色です。
  • 寿命
    野生下で約15-20年
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア大陸や北アメリカ大陸の北極圏で繁殖し、非繁殖期には赤道付近から南半球まで南下します。日本では旅鳥または冬鳥として主に太平洋側の海上で観察されます。

トウゾクカモメの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

外洋性で、主に海上で生活します。繁殖期以外は沖合にいることが多いですが、沿岸近くを飛ぶこともあります。

  • 行動・習性

    カモメ類やアジサシ類、ミズナギドリ類などを執拗に追い回し、獲物を吐き出させて空中で奪い取ります。自ら魚を捕ることもあります。飛翔力に優れ、力強い羽ばたきで飛びます。

  • さえずり

    「グェーグェー」などと鳴きますが、非繁殖期にはほとんど鳴きません。

魚類が主食ですが、他の海鳥から奪った餌や、繁殖地では小型哺乳類、他の鳥の卵や雛なども食べます。

繁殖期は5月〜9月頃。ツンドラ地帯の草地に営巣し、1〜2個の卵を産みます。コロニーは形成せず、ペアで繁殖します。

学名
Stercorarius pomarinus
英名
Pomarine Jaeger
渡り区分
旅鳥(一部は冬鳥
分布
ユーラシア大陸や北アメリカ大陸の北極圏で繁殖し、非繁殖期には赤道付近から南半球まで南下します。日本では旅鳥または冬鳥として主に太平洋側の海上で観察されます。
生息地
大きさ
全長約50cm
寿命
野生下で約15-20年
珍しさ
めったに見られない
航路上からの観察が効果的です。大洗〜苫小牧航路などの太平洋航路で見られることがあります。翼の白斑と尾羽の形状に注目しましょう。春と秋の渡り時期が観察のチャンスです。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合