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シギ科

ツルシギ [鶴鷸]

Tringa erythropus

大きさ : 全長約30cm
観察時期 : 4月、9月~10月

赤い脚と鶴のような優雅な姿の旅人

ツルシギは、チドリ目シギ科に属する中型のシギで、長い脚と嘴がツルを連想させることから名付けられました。春一番に渡ってくるシギとして知られ、春の渡りでは秋よりも圧倒的に多く見られます。夏羽では全身が黒くなる劇的な羽衣の変化が見どころです。シギの中では泳ぎが得意で、深い水の中でも積極的に採餌します。

  • 分類
  • 英名
    Spotted Redshank
  • 大きさ
    全長約30cm
  • 羽の色
    夏羽は全体がすすけた黒色で、白い羽縁が目立ちます。冬羽は上面が淡い灰褐色、下面は白色です。嘴は細長く、下嘴の基部がオレンジ色を帯びます。脚は長く、赤みを帯びた色をしています。アイリングは白く目立ちます。
  • 寿命
    野生下で約10-15年
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア大陸の寒帯や北極圏で繁殖し、アフリカ中部、地中海沿岸、中近東、インド、東南アジアで越冬します。日本には春と秋に旅鳥として渡来し、まれに越冬する個体もいます。

ツルシギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

干潟、河口、水田、湿地、池沼など様々な水辺環境に生息します。特に塩分濃度の低い淡水域を好む傾向があります。

  • 行動・習性

    活発に動き回りながら餌を探します。足が長いので水深の深いところでも採餌でき、時には泳ぐこともあります。群れで行動することが多く、非繁殖期には他のシギ類と混群を作ることもあります。

  • さえずり

    「チュイッ」「キュイッ」という澄んだ声で鳴きます。飛翔時に鳴くことが多いです。

水生昆虫、甲殻類、貝類、ミミズ、小魚などを食べます。嘴を水中に差し込んだり、つまんだりして採餌します。

繁殖地では湿地帯の地上に営巣します。繁殖期は5月〜7月頃で、4個前後の卵を産みます。

学名
Tringa erythropus
英名
Spotted Redshank
渡り区分
分布
ユーラシア大陸の寒帯や北極圏で繁殖し、アフリカ中部、地中海沿岸、中近東、インド、東南アジアで越冬します。日本には春と秋に旅鳥として渡来し、まれに越冬する個体もいます。
生息地
大きさ
全長約30cm
寿命
野生下で約10-15年
珍しさ
ときどき見かける
春の渡りの時期(3月〜5月)が観察のチャンスです。水田や干潟で、赤い脚と長い嘴を目印に探しましょう。夏羽の黒い姿は特に見応えがあります。アカアシシギとの識別は嘴の長さと細さがポイントです。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合