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タマシギ科

タマシギ [玉鷸]

Rostratula benghalensis

大きさ : 全長約25cm
観察時期 : 通年

オスとメスの役割が逆転した不思議なシギ

チドリ目タマシギ科に属するシギに似た鳥です。鳥類では珍しく、メスの方がオスより派手で体も大きく、求愛行動もメスが行う「性役割の逆転」で知られています。オスが抱卵と子育てを一羽で担う一妻多夫の繁殖形態を持ちます。名前の由来は目の周りの勾玉模様、または翼の水玉模様とされています。環境省レッドリストでは絶滅危惧II類に指定されています。

  • 分類
  • 英名
    Greater Painted-snipe
  • 大きさ
    全長約25cm
  • 羽の色
    オスは全体的にくすんだ灰緑色で、目の周りにクリーム色の勾玉模様があります。メスは喉が赤褐色で、目の周りと胸の模様が鮮やかな白色です。両性とも腹は白く、くちばしと足は長いですが、首が太く短いためずんぐりした体型に見えます。
  • 寿命
    野生での寿命は5〜10年程度と推定されています。環境省絶滅危惧II類です。
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧II類(VU)」に指定

アフリカ、熱帯アジア、オーストラリアに分布します。日本では本州中部以南に留鳥として生息し、近年は分布域が北に拡大して宮城県や山形県でも繁殖が確認されています。

タマシギの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

水田、蓮田、湿地などの淡水の湿った環境に生息します。特に湛水された休耕田を好み、夜行性のため昼間は草陰に隠れています。

  • 行動・習性

    夜行性で、昼間は草陰などに隠れています。メスがオスに対して求愛ディスプレイを行い、翼を持ち上げて白い内羽を見せつけます。警戒時は身を伏せてじっと動かなくなります。

  • さえずり

    メスは繁殖期の夕方から夜にかけて「コォー、コォー」「ゴホー」という低く太い声で鳴きます。かなり遠くまで聞こえる大きな声です。

小型の昆虫類、貝類、甲殻類、ミミズなどを食べます。水田に生える草本の種子も食べることがあります。

繁殖期は4〜10月で、メスが求愛行動を行いオスと番いを形成します。メスは通常4個の卵を産んだ後に巣を離れ、別のオスを求めます。オスが単独で抱卵(約16〜21日)と育雛を行います。

学名
Rostratula benghalensis
英名
Greater Painted-snipe
渡り区分
留鳥(一部で漂鳥
分布
アフリカ、熱帯アジア、オーストラリアに分布します。日本では本州中部以南に留鳥として生息し、近年は分布域が北に拡大して宮城県や山形県でも繁殖が確認されています。
生息地
大きさ
全長約25cm
寿命
野生での寿命は5〜10年程度と推定されています。環境省絶滅危惧II類です。
珍しさ
めったに見られない
夜行性のため観察は難しいですが、繁殖期の夕方以降にメスの鳴き声を頼りに探します。湛水された休耕田や蓮田が観察の好適地です。派手なメスと地味なオスの対比に注目してください。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合