ソリハシシギ [反嘴鷸]
Xenus cinereus
上に反ったくちばしがトレードマーク
ソリハシシギは、チドリ目シギ科に属する中型のシギです。和名の通り、くちばしが上向きに反っているのが最大の特徴で、シギ類の中では識別しやすい種類です。ユーラシア大陸の高緯度地方で繁殖し、アフリカからオーストラリアにかけての広い範囲で越冬します。日本には旅鳥として春と秋に渡来し、特に秋の方が個体数が多くなります。
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分類
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英名Terek Sandpiper
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大きさ全長約23cm
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羽の色
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寿命野生下で約5-10年
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保全状況指定なし
ユーラシア大陸の高緯度地方(シベリアなど)で繁殖し、アフリカ大陸、インド、東南アジア、オーストラリアの沿岸部で越冬します。日本には旅鳥として各地に渡来します。
干潟、河口、砂浜、水田など、浅い水辺の泥地や砂地に生息します。海岸部での観察が多いです。
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行動・習性
干潟や砂浜を活発に歩き回りながら採餌します。上向きに反ったくちばしを左右に振るように使って、泥の中の餌を探します。他のシギ類と混群を作ることもあります。素早い動きで餌を捕らえる姿が特徴的です。
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さえずり
「ピッピッピッ」「ピリピリッ」と笛を吹くような澄んだ声で鳴きます。飛び立つ時や警戒時に鳴くことが多いです。
動物食で、昆虫類、小型の甲殻類、ゴカイ類などを食べます。反ったくちばしを使って泥の表面や浅い水中の獲物を器用に捕らえます。
繁殖地であるシベリアなどの高緯度地方で、湿地や河川沿いの草地に営巣します。地上に浅い窪みを作り、4卵程度を産みます。日本国内での繁殖記録はありません。