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ツル科

ソデグロヅル [袖黒鶴]

Grus leucogeranus

大きさ : 全長約140cm
観察時期 : 11月~2月

翼を広げると現れる黒い袖が名の由来

ソデグロヅルは、ツル目ツル科に属する大型のツルです。全身がほぼ純白で、翼を広げた時にだけ見える初列風切羽の黒色が「袖黒」の名前の由来となっています。世界的に絶滅が危惧される希少種で、推定生息数は約3000羽程度。日本には冬鳥として稀に飛来する迷鳥で、出会えれば大変幸運な鳥です。シベリアの湿地帯で繁殖し、主に中国の鄱陽湖で越冬します。

  • 分類
  • 英名
    Siberian Crane
  • 大きさ
    全長約140cm
  • 体重
    6000g
  • 羽の色
    全身の羽衣は純白で、静止時は全身が白く見えます。翼を広げると初列雨覆と初列風切が黒いのが分かります。額から眼先、顔にかけては羽毛がなく赤い皮膚が裸出しています。くちばしは赤褐色で長く、先端はやや下に湾曲しています。脚は赤みがかったピンク色です。
  • 寿命
    野生下で約15-30年
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧IA類(CR)」に指定

夏季にロシア北東部(ヤクーティア)や中北部(オビ川流域)で繁殖し、冬季は中国の鄱陽湖、インド北部、イラン北部で越冬します。日本には冬季に稀に迷鳥として飛来します。

ソデグロヅルの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

タイガ地帯北部からツンドラ地帯の湿地や沼沢地に生息します。越冬地では浅い湖沼や湿地を利用します。

  • 行動・習性

    他のツル類と比べて環境の変化に対する適応性が低く、繁殖地や越冬地への執着が強いとされています。越冬地では水草の茎や根を主食とし、浅い水域で採餌します。警戒心が強く、人の接近を嫌います。

  • さえずり

    高く澄んだ声で鳴きます。繁殖地では求愛ディスプレイの際に独特の鳴き交わしを行います。

越冬地では水草の茎や根を主に食べます。繁殖地では昆虫、小魚、両生類、植物の根茎など動物性のものも食べます。

5〜6月頃、タイガ北部からツンドラの湿地に営巣します。地上に植物を積み上げて巣を作り、通常2卵を産みます。抱卵期間は約29日間で、雌雄で交代して抱卵します。

学名
Grus leucogeranus
英名
Siberian Crane
渡り区分
迷鳥(まれに冬鳥
分布
夏季にロシア北東部(ヤクーティア)や中北部(オビ川流域)で繁殖し、冬季は中国の鄱陽湖、インド北部、イラン北部で越冬します。日本には冬季に稀に迷鳥として飛来します。
生息地
大きさ
全長約140cm
体重
6000g
寿命
野生下で約15-30年
珍しさ
めったに見られない
日本での観察機会は極めて稀です。出水のツル渡来地や、稀に関東の湿地などで記録があります。全身白色の大型のツルで、顔の赤い部分が目立ちます。飛翔時に翼先端の黒色が確認できれば本種と判断できます。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合