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カツオドリ科

シロガシラカツオドリ [白頭鰹鳥]

Sula dactylatra

大きさ : 全長約85cm
観察時期 : 6月~8月、10月

白い頭を持つ東太平洋の珍客

シロガシラカツオドリは、カツオドリの亜種で東太平洋に生息する海鳥です。通常のカツオドリは頭部も黒褐色ですが、本亜種は頭部から頸部が白いのが特徴です。日本では非常にまれな迷鳥として記録され、2009年以降に琉球列島南部の仲ノ神島で繁殖行動が観察されました。バードウォッチャーにとっては出会えれば大興奮の珍鳥です。

  • 分類
  • 英名
    Masked Booby
  • 大きさ
    全長約85cm
  • 体重
    1800g
  • 羽の色
    頭部から頸部が白色で、これが通常のカツオドリとの最大の識別点です。体の上面と翼は黒褐色で、腹部と下尾筒は白い羽毛で覆われます。翼角より内側の下中雨覆や下大雨覆は白色です。嘴や後肢は淡黄色で、オスは眼の周囲の皮膚が青色、メスは黄色です。
  • 寿命
    野生下で約20年
  • 保全状況
    指定なし

主に東太平洋のメキシコ沖からココス島周辺に分布します。日本では迷鳥として琉球列島南部で記録があり、仲ノ神島では繁殖行動も確認されています。

シロガシラカツオドリの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

熱帯・亜熱帯の外洋に生息します。繁殖期には海岸の断崖や草原に集団営巣地(コロニー)を形成します。

  • 行動・習性

    空中から水中の獲物を探し、獲物を発見すると急降下して潜水し捕らえます。トビウオなどを空中で捕らえることもあります。コロニー内では頸部を左右に振って縄張りを主張します。

  • さえずり

    繁殖地のコロニーでは様々な鳴き声を発しますが、日本での詳細な記録は少ないです。

動物食で、魚類や軟体動物を捕食します。海面付近を泳ぐ魚を狙って急降下ダイビングを行います。

集団繁殖地を形成し、海岸の断崖や草原に枯草や木の枝を組み合わせた皿状の巣を作ります。1回に1-2個産卵し、雌雄交代で約43日間抱卵します。先に孵化した雛が他の雛を殺すため、通常1羽しか育ちません。

学名
Sula dactylatra
英名
Masked Booby
渡り区分
分布
主に東太平洋のメキシコ沖からココス島周辺に分布します。日本では迷鳥として琉球列島南部で記録があり、仲ノ神島では繁殖行動も確認されています。
生息地
大きさ
全長約85cm
体重
1800g
寿命
野生下で約20年
珍しさ
めったに見られない
日本での観察機会は極めて少なく、航路上や離島周辺の海上で偶然出会えることがあります。通常のカツオドリとの識別は頭部の白さで判断します。仲ノ神島周辺では繁殖個体が観察されることがあります。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合