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アビ科

シロエリオオハム [白襟大波武]

Gavia pacifica

大きさ : 全長約65cm
観察時期 : 6月

白い襟が美しい潜水の名手

シロエリオオハムは、アビ目アビ科に属する海鳥です。日本で観察されるアビ科の鳥の多くは本種で、冬の海上で比較的よく見られます。「オオハム」という名前は「魚を食む(うおをはむ)」に由来すると言われています。かつては瀬戸内海でアビ漁と呼ばれる伝統漁法に利用されていました。よく似たオオハムとの識別は専門家でも難しいことがあり、野鳥観察の醍醐味を味わえる種です。

  • 分類
  • 英名
    Pacific Loon
  • 大きさ
    全長約65cm
  • 羽の色
    夏羽では前頸に紫色光沢のある黒色部分があり、後頸がうすく白いのが特徴です。背は黒色で白い角斑が並びます。嘴はまっすぐ尖りますが、オオハムより短めです。冬羽では後頸・背が黒褐色となり、前頸は白く、喉に首輪状の細い黒線が見られることがあります。雌雄同色です。
  • 寿命
    野生下で約15-25年
  • 保全状況
    指定なし

シベリア東北部からアラスカ、カナダで繁殖します。冬季は南下し、日本周辺や北アメリカ西海岸で越冬します。日本では九州以北の海上に飛来し、南西諸島での記録は少ないです。

シロエリオオハムの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

冬季は沿岸の海上に生息し、湾内や港にも入ることがあります。繁殖地では内湾や湖沼の岸辺で見られます。

  • 行動・習性

    潜水が得意で、水中を翼を使って泳ぎ魚を追いかけます。泳ぎは上手ですが、足が体の後方についているため陸上では這うように歩きます。水に浮かんだときに腰の白い部分がほとんど見えないのがオオハムとの識別点の一つです。

  • さえずり

    「グァイン」または「グォーイ」と鳴きます。飛翔中にも鳴くことがありますが、越冬地ではほとんど鳴きません。営巣地で警戒時には「グァー、グァー」と高鳴きすることもあります。

主に魚類を食べます。潜水して魚を追いかけ捕らえる狩りを行います。

繁殖地では6~7月に湖岸の草地に草や海藻で巣をつくり、2卵を産みます。雌雄交替で28~30日間抱卵し、雛には雌雄共同で給餌します。一夫一妻で広いなわばりを構えます。

学名
Gavia pacifica
英名
Pacific Loon
渡り区分
冬鳥(北海道では旅鳥
分布
シベリア東北部からアラスカ、カナダで繁殖します。冬季は南下し、日本周辺や北アメリカ西海岸で越冬します。日本では九州以北の海上に飛来し、南西諸島での記録は少ないです。
生息地
大きさ
全長約65cm
寿命
野生下で約15-25年
珍しさ
ときどき見かける
冬季に沿岸や港、漁港周辺で観察できます。海面に浮かんでいる姿を探しましょう。オオハムとの識別には嘴の長さ、喉の黒い線、水に浮かんだ時の腰の白い部分の有無などを確認します。春秋の渡りの時期には大群で移動する様子も見られます。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合