シマセンニュウ [縞仙入]
Locustella ochotensis
北の湿原で歌う夏の使者
北海道の湿原や草原で繁殖する夏鳥で、極東アジアに限られた分布を持つセンニュウの仲間です。ヨシ原の中でさえずる姿は見つけにくいですが、「チッチッチッ、チュルチュルチュカチュカ」という早口のさえずりは一度聞けば印象に残ります。本州以南では渡りの時期にまれに観察されます。
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分類
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英名Middendorff's Grasshopper Warbler
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大きさ全長約16cm
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体重21g
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羽の色
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寿命野生下で数年程度
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保全状況指定なし
北海道に夏鳥として渡来し、道東・道北では比較的数が多いです。本州以南では春と秋の渡りの時期に稀に通過します。冬季はフィリピンやボルネオ島などで越冬します。
平地から低山の湿原、草原、ヨシ原に生息します。海岸周辺の草原を好み、原生花園などでよく観察されます。背の高い草むらの中を移動し、開けた場所にはあまり出てきません。
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行動・習性
草むらの中を素早く移動し、姿を見せることは少ないです。さえずる時は草の茎の上部にとまることがありますが、警戒するとすぐに草むらに潜り込みます。単独または番で行動します。
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さえずり
「チッチッチッ、チュルチュルチュカチュカ」などと早口でさえずります。次第にテンポが速くなることもあります。地鳴きは「チュッ、チュッ」などです。
主に昆虫類やクモ類を食べます。草むらの中で地上や茎にいる虫を捕らえます。
繁殖期は6〜8月で、草むらの根元付近に枯れ草で椀形の巣を作ります。4〜6個の卵を産み、12〜14日間抱卵します。雛は孵化後約14日で巣立ちます。