この鳥を実際に観察できた場合に押してください(1日1回まで)

0 人がこの鳥を見つけています
ホオジロ科

シマアオジ [島青鵐]

Emberiza aureola

大きさ : 全長約15cm
観察時期 : 4月~6月

草原のフルート奏者

かつて北海道の草原で普通に見られた美しい小鳥ですが、渡り経路での過剰な捕獲により世界的に個体数が激減し、現在は絶滅危惧IA類に指定されています。オスの鮮やかな黄色い羽衣と美しいさえずりは「草原のフルート奏者」と称されますが、今やその姿を見ることは極めて困難です。日本では北海道サロベツ湿原でわずか数つがいが確認されているのみです。

  • 分類
  • 英名
    Yellow-breasted Bunting
  • 大きさ
    全長約15cm
  • 体重
    20g
  • 羽の色
    オスの夏羽は顔が黒く、頭頂から背にかけて赤茶色で、喉から腹にかけて鮮やかな黄色です。体側面には褐色の縦縞があります。メスは全体的に褐色で、頭央線と眉斑が白っぽく、下面は淡い黄色ですがオスほど鮮やかではありません。
  • 寿命
    野生下で1〜3年程度
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧IA類(CR)」に指定

北海道(主にサロベツ湿原周辺)に夏鳥として渡来します。繁殖地はユーラシア大陸北部に広く分布し、越冬地は中国南部から東南アジアです。日本での繁殖は極めて限定的になっています。

シマアオジの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

草原、牧草地、海岸砂丘の草地、低木のある湿原などの開けた環境を好みます。低木の枝先やヨシの茎など見晴らしの良い場所にとまってさえずります。

  • 行動・習性

    草原中のやや小高い灌木や草の頂などにとまってさえずります。地上や低木の間を跳ねるように移動し、種子や昆虫を探します。繁殖期以外は小群で行動することもあります。

  • さえずり

    「ヒーヒョーヒョーチヨチヨ」などと口笛のような柔らかく澄んだ声でゆっくりとさえずります。地鳴きは「チッ」「ツッ」などです。早朝に特によくさえずります。

主に種子や穀物を食べる植物食ですが、繁殖期には昆虫類も多く摂取します。雛の餌は主に昆虫です。

繁殖期は5〜7月で、一夫一妻で繁殖します。地上や藪の中の低い位置に椀形の巣を作り、枯れ草や獣毛を使います。4〜5個の卵を産み、メスが約12日間抱卵します。雛は約12日で巣立ちます。

学名
Emberiza aureola
英名
Yellow-breasted Bunting
渡り区分
分布
北海道(主にサロベツ湿原周辺)に夏鳥として渡来します。繁殖地はユーラシア大陸北部に広く分布し、越冬地は中国南部から東南アジアです。日本での繁殖は極めて限定的になっています。
生息地
大きさ
全長約15cm
体重
20g
寿命
野生下で1〜3年程度
珍しさ
めったに見られない
現在日本で観察できる可能性があるのはサロベツ湿原のみで、繁殖期(6〜7月)に早朝訪れるのが最善です。繁殖地への立ち入りは保護の観点から慎重に行動してください。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
※最も観察数が多い月を100とした場合の割合