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カモ科

シジュウカラガン [四十雀雁]

Branta hutchinsii

大きさ : 全長約64cm
観察時期 : 10月~12月

絶滅から蘇った奇跡のガン

頬の白い模様が小鳥のシジュウカラに似ていることが名前の由来の小型のガンです。かつて毛皮目的で繁殖地に持ち込まれたキツネにより絶滅寸前となりましたが、日米露の共同事業により奇跡的に復活を遂げました。その保護活動は世界的にも注目されています。

  • 分類
  • 英名
    Cackling Goose
  • 大きさ
    全長約64cm
  • 体重
    1600g
  • 羽の色
    頬に白い模様があり、首は黒く、首の付け根に白い輪があります。左右の頬の白斑は多くの場合、顎の下で黒い羽毛で分断されています。体上面は灰褐色で、体下面は淡い色をしています。
  • 寿命
    野生下で10年以上
  • 保全状況
    指定なし

千島列島で繁殖し、宮城県を中心とする日本で越冬します。北海道を中継地として利用します。アリューシャン列島で繁殖しアメリカ西海岸で越冬する個体群もいます。

シジュウカラガンの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

冬季は水田地帯や湖沼で過ごし、日中は稲刈り後の水田で落穂を食べます。夜間は大きな沼や池で休息します。繁殖地では海岸近くの草地や岩場を利用します。

  • 行動・習性

    10月頃に日本に飛来し、3月頃に繁殖地へ向けて北上を開始します。朝は日の出前に沼を飛び立ち、日中は水田で採食し、夕方に沼に戻る日周行動をとります。マガンなど他のガン類と混群することもあります。

  • さえずり

    「グァーグァー」などガン類特有の声で鳴きます。群れで行動する際によく鳴き交わします。

主に植物食で、冬季は水田の落穂や草の種子、根などを食べます。

繁殖地では5〜6月頃にメスが4〜6個の卵を産み、オスが周囲の警戒にあたります。抱卵期間は約28日で、雛が成鳥と同じサイズに成長するまで約3か月かけて育てます。

学名
Branta hutchinsii
英名
Cackling Goose
渡り区分
分布
千島列島で繁殖し、宮城県を中心とする日本で越冬します。北海道を中継地として利用します。アリューシャン列島で繁殖しアメリカ西海岸で越冬する個体群もいます。
生息地
大きさ
全長約64cm
体重
1600g
寿命
野生下で10年以上
珍しさ
めったに見られない
宮城県の伊豆沼、蕪栗沼、化女沼などが主な越冬地です。マガンの群れの中に混じっていることが多いので、頬の白い模様と小柄な体を目印に探しましょう。飛来のピークは11月中旬頃です。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合