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タカ科

サシバ [差羽]

Butastur indicus

大きさ : 全長約49cm
観察時期 : 4月、6月、9月~10月

里山の空を舞う渡りの名手

秋の渡りで大規模な群れを作ることで知られる中型の猛禽類です。里山環境に生息し、その存在は生態系が良好に保たれている証とされます。伊良湖岬や宮古島での渡りの観察は圧巻で、「鷹柱」と呼ばれる旋回する群れは多くのバードウォッチャーを魅了します。

  • 分類
  • 英名
    Grey-faced Buzzard
  • 大きさ
    全長約49cm
  • 体重
    410g
  • 羽の色
    成鳥の頭部は灰色味を帯び、上面は褐色です。胸には横縞模様があり、幼鳥では縦縞になります。虹彩と脚は黄色で、雌雄ほぼ同色ですが、メスの方がやや大きめです。
  • 寿命
    野生下で約6年
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧II類(VU)」に指定

東北地方から九州で繁殖し、冬季は南西諸島からフィリピン、インドネシアなどで越冬します。南西諸島の一部では越冬する個体もいます。

サシバの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

丘陵地の谷津田や谷戸と呼ばれる里山環境を好みます。水田と森林が接する場所に多く、見晴らしの良い場所から獲物を探します。

  • 行動・習性

    見晴らしの良い場所に止まって獲物を探し、地上や樹上に飛び降りて捕らえます。秋の渡りでは上昇気流を利用して旋回し、大きな群れを作って南下します。繁殖期の行動圏は比較的狭く、巣から500〜600m程度です。

  • さえずり

    繁殖期に「ピックィー」とよく鳴きます。この声は里山で最もよく聞かれるタカの声の一つです。

カエル類、ヘビ類、トカゲ類、モグラ類、昆虫類など里山の小動物を幅広く捕食します。1羽の雛を育てるのに約5kgの小動物が必要とされます。

3月下旬から4月上旬に渡来し、すぐに求愛と造巣を始めます。アカマツやスギなどの針葉樹に巣をかけることが多いです。抱卵期間は約1か月で、雛数は2〜3羽です。孵化後36日前後で巣立ちます。

学名
Butastur indicus
英名
Grey-faced Buzzard
渡り区分
分布
東北地方から九州で繁殖し、冬季は南西諸島からフィリピン、インドネシアなどで越冬します。南西諸島の一部では越冬する個体もいます。
生息地
大きさ
全長約49cm
体重
410g
寿命
野生下で約6年
珍しさ
ときどき見かける
秋の渡り(9月〜10月)に伊良湖岬、佐多岬、宮古島などの渡りの名所で観察できます。里山では田んぼの上空を旋回する姿や、電柱に止まる姿を探しましょう。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合