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ムクドリ科

コムクドリ [小椋鳥]

Agropsar philippensis

大きさ : 全長約19cm
観察時期 : 4月~7月

頬の赤い斑が可愛い夏の訪問者

スズメ目ムクドリ科に属する夏鳥で、ムクドリより一回り小さく、オスは頬に目立つ赤褐色の斑があるのが特徴です。日本と周辺地域でのみ繁殖する、世界的にも分布が限られた鳥です。ムクドリ科の中でもオスとメスの姿の違いが特に大きく、渡りの時期にはムクドリの群れに混じって見られることもあります。

  • 分類
  • 英名
    Chestnut-cheeked Starling
  • 大きさ
    全長約19cm
  • 体重
    45g
  • 羽の色
    オスは頭部から喉にかけて淡いクリーム色で、頬から耳羽後方に目立つ赤褐色の斑があります。背中や翼は黒色で、翼に白い斑点があります。メスは頭部から胸にかけて灰褐色で、頬の赤斑はありません。雌雄とも嘴と脚は黒色です。
  • 寿命
    野生下で約5年
  • 保全状況
    指定なし

千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピンやボルネオ島北部で越冬します。日本では北海道、本州北部で夏鳥として繁殖し、渡りの時期は本州中部以南でも見られます。

コムクドリの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

平地から山地の明るく開けた林に生息します。落葉広葉樹林を好み、人里近くの林や公園でも見られます。

  • 行動・習性

    樹上で活動することが多く、ムクドリが地上で餌を探すのに対し、コムクドリは木の上で花芽や果実を食べます。数羽から数十羽の群れで行動し、秋の渡りの時期にはムクドリの群れに混じることもあります。

  • さえずり

    「キュルリ、キュルリ」「ギュルギュル」と高く騒がしい声で鳴きます。ムクドリに似た声ですが、より高くて大きく「やかましい」印象です。

樹上で昆虫類、クモ類、木の実、果実などを食べます。特に花芽や花、ミズキなどの実を好み、ムクドリより樹上での採餌が多いです。

繁殖期は5月〜7月。樹洞や人家の屋根の隙間、巣箱などを利用して営巣します。淡い青色の卵を5個ほど産み、約2週間の抱卵で孵化します。

学名
Agropsar philippensis
英名
Chestnut-cheeked Starling
渡り区分
夏鳥(本州中部以南では旅鳥
分布
千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピンやボルネオ島北部で越冬します。日本では北海道、本州北部で夏鳥として繁殖し、渡りの時期は本州中部以南でも見られます。
生息地
大きさ
全長約19cm
体重
45g
寿命
野生下で約5年
珍しさ
ときどき見かける
春の渡りの時期(4月中旬〜5月上旬)に花芽のある木をチェックしましょう。ムクドリより小さく、オスは頬の赤斑で識別できます。東京港野鳥公園や葛西臨海公園、北富士演習場などで観察できます。「ギュルギュル」という騒がしい声が聞こえたら近くを探してみましょう。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合