コクマルガラス [黒丸烏]
Corvus dauuricus
パンダ模様の愛らしい小さなカラス
日本に飛来するカラス類の中で最も小さく、ハト程度の大きさしかありません。白と黒のコントラストが美しい「淡色型」は「パンダガラス」とも呼ばれ、バードウォッチャーに人気があります。全身黒い「暗色型」も存在します。
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分類
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英名Daurian Jackdaw
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大きさ全長約33cm
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体重220g
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羽の色
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寿命野生下で約5〜10年
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保全状況指定なし
中国東北部、極東ロシアなどで繁殖し、日本には越冬のため本州西部、特に九州に飛来します。近年は越冬地が広がり、関東地方でも観察されるようになっています。
森林や草原、河原、農耕地などに生息します。冬季は広大な田んぼや干拓地などで見られます。
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行動・習性
ミヤマガラスの群れに混じって行動することが多いです。農耕地でトラクターの後を追いながら土から出てくる虫を捕食する姿が見られます。
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さえずり
カラスにしては高い声で「カァッ、カァッ」「キュン、キュン」「キョン、キャー、キョー」と鳴きます。
雑食性で、穀類や昆虫などを食べます。
繁殖期は5月〜9月。樹洞に巣をつくり、集団で繁殖します。1巣あたり4〜6個の卵を産み、主にメスが抱卵します。雛は約18〜20日で孵化し、28〜35日で巣立ちます。