ケアシノスリ [毛足鵟]
Buteo lagopus
北国から来る白いハンター
ケアシノスリは、タカ目タカ科に属する中型の猛禽類で、和名は足(ふ蹠部)まで羽毛で覆われていることに由来します。ユーラシア大陸や北アメリカの寒帯地域で繁殖し、冬になると日本にも少数が渡来します。ノスリに似ていますが、全体的に白っぽい体色と、ホバリングしながら獲物を探す狩りのスタイルが特徴的です。日本への渡来数は繁殖地のネズミの個体数に左右され、ネズミが少ない年には多く飛来することがあります。
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分類
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英名Rough-legged Buzzard
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大きさ全長約57cm
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体重1050g
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羽の色
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寿命野生下で約20〜25年
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保全状況指定なし
ユーラシア大陸と北アメリカの寒帯地域で繁殖し、冬季は亜寒帯から温帯地域へ渡ります。日本には冬鳥として主に北日本や日本海側に飛来しますが、個体数は少ないです。北海道の苫小牧や石川県の河北潟が観察地として知られています。
農地、干拓地、草原、河川敷など開けた環境に生息します。樹上よりも地上や杭の上で獲物を待ち伏せることが多いです。
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行動・習性
開けた場所で空中を旋回したりホバリングしたりしながら獲物を探します。ホバリングは5〜10秒ほど行い、獲物を見つけると急降下して足の爪で捕らえます。夜明けや日暮れ時に活発に活動し、日が落ちる2〜3時間前に狩りをすることが多いです。
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さえずり
「ピーエー」「ピーヨロロ」と鳴きます。トビに似ていますが、より細く短めの声です。飛翔中にも鳴くことがあります。
動物食で、主にネズミやウサギなどの小型哺乳類を捕食します。キジ、タヒバリ、ライチョウなどの鳥類も獲物にします。
日本では繁殖しません。繁殖地では5月〜6月に崖やツンドラの地上、木の上に巣を作り、3〜5個の卵を産みます。抱卵期間は30〜40日です。