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ツル科

クロヅル [黒鶴]

Grus grus

大きさ : 全長約115cm
観察時期 : 12月~1月

ヨーロッパから渡る珍しいツル

クロヅルは、ツル目ツル科に属する大型の鳥で、和名は全体的に黒っぽく見えることに由来します。ユーラシア大陸に広く分布するツルで、日本には毎冬ごく少数が鹿児島県出水市のツル渡来地に飛来します。ナベヅルの大群の中に数羽が混じっている程度で、「2000分の1の確率」とも言われる珍しい存在です。学名の「grus」はラテン語で「ツル」を意味し、ツルの代表種として名付けられました。

  • 分類
  • 英名
    Common Crane
  • 大きさ
    全長約115cm
  • 体重
    5500g
  • 羽の色
    成鳥は頭頂部が赤く裸出し、まばらに黒い毛状の羽毛が生えています。後頭から眼先、喉から頸部前面は黒く、眼の後方から頸部側面にかけては白い帯があります。体の羽毛は淡灰褐色から灰黒色で、三列風切は長く房状になり、静止時には尾羽を覆います。虹彩は赤または橙色、くちばしは淡黄色、足は黒色です。
  • 寿命
    野生下で約20〜30年
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア大陸北部の広い範囲で繁殖し、ヨーロッパ南部、アフリカ北東部、インド、中国などで越冬します。日本には冬鳥として鹿児島県出水市に毎年1〜4羽程度が渡来しますが、その他の地域では迷鳥として稀に記録されます。

クロヅルの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

広い湿地、水田、草原などの開けた環境に生息します。越冬地では水田や干拓地で採餌し、浅い水辺をねぐらにします。

  • 行動・習性

    日中は水田や草地で採餌し、夜間は浅い水辺をねぐらにします。家族群で行動することが多く、出水ではナベヅルの群れに混じって過ごします。警戒心が強く、人が近づくと距離をとります。上昇気流を利用して高く舞い上がることもあります。

  • さえずり

    「クルッ、クルルー」と力強い声で鳴きます。トランペットのような響きのある声が特徴です。

雑食性で、穀類(麦、米、蕎麦)、農作物、草の根、水生植物などの植物質と、昆虫類、カエル、小魚、ネズミなどの動物質を食べます。

繁殖期は5月〜6月頃。湿地の地上に枯れ草などで巣を作り、通常2個の卵を産みます。抱卵期間は約30日で、雌雄交代で抱卵します。

学名
Grus grus
英名
Common Crane
渡り区分
分布
ユーラシア大陸北部の広い範囲で繁殖し、ヨーロッパ南部、アフリカ北東部、インド、中国などで越冬します。日本には冬鳥として鹿児島県出水市に毎年1〜4羽程度が渡来しますが、その他の地域では迷鳥として稀に記録されます。
生息地
大きさ
全長約115cm
体重
5500g
寿命
野生下で約20〜30年
珍しさ
めったに見られない
鹿児島県出水市のツル渡来地で12月〜2月に観察できます。ナベヅルの大群の中から探す必要があり、やや大きめで羽色が淡いことが識別のポイントです。頭部の白黒のパターンと赤い頭頂に注目しましょう。出水以外での観察は非常に稀です。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合