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レンジャク科

キレンジャク [黄連雀]

Bombycilla garrulus

大きさ : 全長約20cm
観察時期 : 2月~3月

尾の先が黄色い冬の貴婦人

ふさふさの冠羽と尾羽の先端の鮮やかな黄色が特徴的な冬鳥です。平安時代から「連雀」として親しまれ、群れで行動する姿からその名がつきました。次列風切羽の先端には赤い蝋状の突起物があり、これが英名「Waxwing(蝋の翼)」の由来となっています。4〜5年に一度大群が渡来する「当たり年」があり、愛鳥家を喜ばせます。

  • 分類
  • 英名
    Bohemian Waxwing
  • 大きさ
    全長約20cm
  • 体重
    55g
  • 羽の色
    体は赤みを帯びた灰褐色で、頭部には立派な冠羽があります。目を通る黒い過眼線が特徴で、尾羽の先端は鮮やかな黄色です。次列風切羽の先端に赤い蝋状の突起物があります。オスはのどの黒色部分の境界がはっきりしていますが、メスはやや不明瞭です。
  • 寿命
    野生下で約5-8年
  • 保全状況
    指定なし

北半球の寒帯で広く繁殖し、冬季に南下します。日本には冬鳥として本州以北に渡来し、西日本より東日本で多く見られます。旭川市の「市民の鳥」に指定されています。

キレンジャクの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

平地から山地の林に生息し、木の実が豊富な場所を好みます。冬季は市街地の街路樹や公園でも見られ、ナナカマドやヤドリギのある場所に集まります。

  • 行動・習性

    冬は10〜30羽、時にはヒレンジャクと混群を作り100羽以上になることもあります。人間をあまり怖がらず、餌となる木の実を食べ尽くすまで同じ場所に滞在します。飛翔時は波状の軌道を描きます。

  • さえずり

    「チリリチリリ」「ピピピ」と小さく高い声で地鳴きします。群れが一斉に鳴くと、小さな鈴がたくさん鳴っているような美しい音色が響きます。さえずりは繁殖地で聞かれます。

主に木の実を食べ、特にヤドリギやナナカマドの実を好みます。ヤドリギの実を食べると粘りのある糸状の糞をし、種子の散布に貢献する共生関係にあります。繁殖期には昆虫も食べます。

繁殖期は5〜7月。地上2〜6mの枝の上に小枝、枯草、蘚苔類で皿形の巣を作ります。4〜6個の卵を産み、メスが13〜14日間抱卵します。

学名
Bombycilla garrulus
英名
Bohemian Waxwing
渡り区分
分布
北半球の寒帯で広く繁殖し、冬季に南下します。日本には冬鳥として本州以北に渡来し、西日本より東日本で多く見られます。旭川市の「市民の鳥」に指定されています。
生息地
大きさ
全長約20cm
体重
55g
寿命
野生下で約5-8年
珍しさ
ときどき見かける
ナナカマドやヤドリギのある街路樹や公園で観察できます。冬の朝に群れで実を食べに来ることが多いです。尾羽の先が黄色ならキレンジャク、赤ならヒレンジャクと識別できます。4〜5年に一度の当たり年を狙いましょう。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合