アオサギ [蒼鷺]
Ardea cinerea
水辺で佇む青灰色の優雅な狩人
日本でよく見られる大型のサギで、全長は90cm以上になります。体色は主に灰色と白色で、細長い首と脚を持ち、とがった長いくちばしが特徴です。河川、池、湖沼、水田などの水辺に生息し、じっと立って魚を待ち構える姿がよく見られます。
動画
この動画ではアオサギの自然な行動や鳴き声を観察できます。
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分類
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英名Grey Heron
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大きさ全長約93cm
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体重1500g
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羽の色全体的に灰色で、頭部と背中は黒みがかった灰色、首と腹部は白色。頭には黒い過眼線があり、成鳥の後頭部には細長い冠羽があります。くちばしは黄色く、繁殖期には橙色に変わります。
灰白 -
寿命野生下で15-20年程度
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保全状況国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「軽度懸念(LC)」に分類
日本全国に留鳥として分布し、冬季には数が増えます。世界的にもユーラシア大陸、アフリカ、アジアの広い範囲に分布しています。
河川、湖沼、水田、海岸など様々な水辺環境に生息します。
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行動・習性
単独で採餌することが多く、水辺でじっと動かず、魚が近づくのを待ち構えています。飛行時には首を「S」字型に曲げ、ゆっくりと羽ばたきます。集団で繁殖し、樹上にコロニーを形成します。
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さえずり
「ガァー」という太くて低い声で鳴きます。特に繁殖地のコロニーでは様々な鳴き声が聞かれます。
主に魚類を食べますが、カエル、ネズミ、昆虫、甲殻類なども捕食します。静止して獲物が近づくのを待ち、素早く頭を伸ばして捕まえます。
2〜7月頃に繁殖します。高木の上に枝を集めて皿状の巣を作り、淡青色の卵を3〜5個産みます。オスとメスが交代で抱卵し、ヒナも共同で育てます。