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キクイタダキ科

キクイタダキ [菊戴]

Regulus regulus

大きさ : 全長約10cm
観察時期 : 11月~4月

頭に菊の花を戴く日本最小の鳥

日本で見られる野鳥の中で最も小さい部類に入る鳥で、ミソサザイ、エナガとともに最小クラスです。頭頂部の黄色い羽毛が菊の花を戴いているように見えることが和名の由来です。学名の「Regulus」は「小さな王」を意味し、黄色い冠が王冠に見立てられています。興奮すると頭頂の羽毛が菊の花のように開きます。

  • 分類
  • 英名
    Goldcrest
  • 大きさ
    全長約10cm
  • 体重
    5g
  • 羽の色
    頭頂の縁が黒色で中央が黄色く、オスはその内側に赤い斑があります(メスにはこの赤斑がない)。体の上面は全体にオリーブ色で、目の周りは白っぽく、嘴と足は黒褐色です。幼鳥には頭頂の黄色い紋章がありません。
  • 寿命
    小鳥の平均寿命は短く、1〜3年程度と言われています。
  • 保全状況
    指定なし

北海道と本州中部以北で繁殖し、留鳥または漂鳥として生息します。冬には本州中部以南の西日本に一部が越冬のために飛来します。

キクイタダキの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

針葉樹林を好み、トドマツ、エゾマツ、モミ、シラビソなどの林で見られます。冬には平地の公園や庭のイチイなどでも観察されることがあります。樹の上部を活発に動き回ります。

  • 行動・習性

    針葉樹林の樹冠部を忙しなく動き回り、蛾の幼虫や昆虫、クモ類を捕まえます。ホバリングしながら餌を捕ることもあります。冬にはカラ類と混群を形成することが多いです。

  • さえずり

    「ツィー」「チチチ」「リーリー」などと金属的な高くて細い声で地鳴きします。さえずりは「ツツツツツチィーチィーチョリチチチョ」と複雑です。

蛾の幼虫、昆虫類、クモ類などを食べます。針葉樹の枝先で小さな虫を捕らえる姿が観察されます。

6〜7月に繁殖し、針葉樹の枝先の葉の間に地衣類やイネ科植物の葉などで椀形の巣をクモの糸でハンモック状に吊り下げて作ります。

学名
Regulus regulus
英名
Goldcrest
渡り区分
漂鳥(北海道・本州中部以北で留鳥、西日本では冬鳥
分布
北海道と本州中部以北で繁殖し、留鳥または漂鳥として生息します。冬には本州中部以南の西日本に一部が越冬のために飛来します。
生息地
大きさ
全長約10cm
体重
5g
寿命
小鳥の平均寿命は短く、1〜3年程度と言われています。
珍しさ
ときどき見かける
冬にカラ類の混群に注目すると見つけやすいです。針葉樹林を上から見渡せる場所で探すのがコツです。非常に小さく動きが速いため、じっくり観察するのは難しいですが、特徴的な細い声を頼りに探しましょう。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合