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タカ科

カンムリワシ [冠鷲]

Spilornis cheela

大きさ : 全長約55cm
観察時期 : 通年

八重山諸島に舞う南国の王者

八重山列島の石垣島と西表島にのみ生息する日本固有亜種で、国の特別天然記念物かつ絶滅危惧IA類に指定されています。八重山民謡の「鷲ぬ鳥節」で歌われ、地元では「あやぱに」(綾羽)と呼ばれ親しまれています。具志堅用高のニックネームとしても全国的に知られるようになりました。

  • 分類
  • 英名
    Crested Serpent Eagle
  • 大きさ
    全長約55cm
  • 体重
    1000g
  • 羽の色
    全身の羽毛は褐色で、翼や腹面には白い斑点が入ります。尾羽は白く、先端部は黒色です。後頭部に白い羽毛の混じる冠羽があり、興奮時に立てることがあります。目先と目の周囲、足は黄色です。幼鳥は胸から腹にかけて白から黄褐色の羽毛で覆われています。
  • 寿命
    野生での詳細な寿命は不明ですが、猛禽類としては比較的長寿と考えられています。
  • 保全状況
    環境省レッドリストでは「絶滅危惧IB類(EN)」に指定

日本では八重山列島の石垣島、西表島、与那国島に留鳥として生息します。台湾、中国南部、インド、東南アジアにも分布しています。

カンムリワシの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

山地と水田や河川、マングローブ林などの湿地が隣接する環境を好みます。繁殖期は森林内で営巣し、非繁殖期は水田や休耕田などの湿地に隣接する樹林で見られます。電柱や電線にとまることも多いです。

  • 行動・習性

    電柱や木の枝で獲物が現れるのを待つ「待ち伏せ法」で狩りをします。地上に獲物を発見すると飛び降りて捕獲します。人をあまり恐れず、じっとしていることが多いです。

  • さえずり

    繁殖期には「ピュピュピュピュイ」と鳴きます。普段は静かであまり鳴きませんが、林の中で響く独特の声を発することがあります。

ヘビ、カエル、トカゲなどの両生爬虫類を好み、カニ、昆虫類、ネズミ類なども食べます。交通事故で死んだ小動物も食べることがあります。

1月下旬から繁殖行動が始まり、4月上旬に産卵します。一腹卵数は通常1卵で、抱卵は約45日、メスが担当します。ヒナは孵化後48〜70日で巣立ちますが、翌年の繁殖期まで親の保護が続きます。

学名
Spilornis cheela
英名
Crested Serpent Eagle
渡り区分
分布
日本では八重山列島の石垣島、西表島、与那国島に留鳥として生息します。台湾、中国南部、インド、東南アジアにも分布しています。
生息地
大きさ
全長約55cm
体重
1000g
寿命
野生での詳細な寿命は不明ですが、猛禽類としては比較的長寿と考えられています。
珍しさ
ときどき見かける
石垣島や西表島の道路沿いの電柱や木の枝で見られることが多いです。特に冬から春にかけて観察しやすくなります。ただし交通事故が問題となっているため、運転時は注意が必要です。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合