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ホオジロ科

カシラダカ [頭高]

Emberiza rustica

大きさ : 全長約15cm
観察時期 : 11月~3月

興奮すると冠羽を立てる冬の小鳥

スズメ目ホオジロ科に属する冬鳥で、スズメとほぼ同じ大きさの小鳥です。興奮すると頭頂部の羽毛を立てる習性があり、これが「頭高(カシラダカ)」という和名の由来になっています。ホオジロによく似ていますが、お腹が白いことで区別できます。かつては大群で見られた鳥ですが、近年は世界的に個体数が減少しており、IUCNでは絶滅危惧種に分類されています。

  • 分類
  • 英名
    Rustic Bunting
  • 大きさ
    全長約15cm
  • 体重
    22g
  • 羽の色
    オスの夏羽は頭部が黒く、眉斑と後頭中央が白くなります。体上面は赤褐色で淡褐色と黒の縦斑があり、体下面は白く胸には赤褐色の斑があります。冬羽ではオス・メスともに頭部が褐色になり似た外見になります。後頭部に短い冠羽があり、興奮時に立てます。
  • 寿命
    野生下で約2-3年
  • 保全状況
    指定なし

ユーラシア大陸北部の森林地帯(スカンジナビア半島からカムチャッカ半島まで)とアリューシャン列島で繁殖します。冬季は中国東部に渡り越冬し、日本には冬鳥として九州以北に渡来します。

カシラダカの分布図
繁殖地
越冬地
通過地

明るい森林地帯、開けた河原、農耕地、草地、林縁などに生息します。餌が豊富な農耕地を好み、群れで生活していることが多いです。

  • 行動・習性

    十数羽から数百羽の群れで行動しますが、群れのまとまりは弱く、驚くとバラバラな方向に飛び散ります。地上を小刻みに跳ね歩きながら移動し、落ちている餌を探します。ホオジロと一緒にいることもあります。

  • さえずり

    地鳴きは「チッ」「チョッ」という高い声を単音で発します。ホオジロが「チチチッ」と続けて鳴くのに対し、カシラダカは一声ずつ鳴くのが特徴です。春先にはヒバリに似た明るい声で複雑なさえずりをすることもあります。

主に草の種子を食べる植物食で、イネ科などの小さな種子を好みます。繁殖期には昆虫やクモ類なども捕食します。地上で採餌することが多いです。

繁殖地のシベリアなどでは、湿気のある林の地上や地上近くの茂みに皿状の巣を作ります。1回に4〜5卵を産み、メスが抱卵します。抱卵期間は12〜13日程度です。

学名
Emberiza rustica
英名
Rustic Bunting
渡り区分
分布
ユーラシア大陸北部の森林地帯(スカンジナビア半島からカムチャッカ半島まで)とアリューシャン列島で繁殖します。冬季は中国東部に渡り越冬し、日本には冬鳥として九州以北に渡来します。
生息地
大きさ
全長約15cm
体重
22g
寿命
野生下で約2-3年
珍しさ
よく見かける
10月頃から渡来し、農耕地や河川敷、林縁部などで観察できます。ホオジロと似た場所にいることが多いので、群れの中を注意深く見てみましょう。お腹が白いこと、冠羽を立てることがホオジロとの識別ポイントです。「チッ」という単音の地鳴きも手がかりになります。
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※最も観察数が多い月を100とした場合の割合